「ルパン8世」の版間の差分

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本作は[[1982年]]頃に、ルパン三世の子孫であるルパン8世が活躍する子供向け作品として企画・製作された作品。日本のアニメ制作会社[[東京ムービー新社]]と[[フランス]]との合作で製作されている。時代背景は22世紀、宇宙旅行が当たり前になっている時代という設定で、主人公の職業は倫理規定の厳しい日本国外で放送されることを想定したため、泥棒から探偵になり、宇宙でのストーリーが主になっている。作品としては6話あるいは8話が製作されており<ref>「ジ・アニメ」の1983年3月号では8本、1983年8月号では6本とされている。</ref>、そのうちの第1話は[[アニメ雑誌]]の「[[ジ・アニメ]]」1983年8月号に誌上公開されている。監督は[[りんたろう]]、[[キャラクターデザイン]]は荒木プロダクションの[[荒木伸吾]]と[[姫野美智]]である<ref>荒木と荒木プロはその後、1984年開始のテレビシリーズ『[[ルパン三世 PartIII]]』に参加。</ref>。
 
上記の通り6話まで製作されたが、途中で製作中止となった。製作された分も当初予定していたフランスでは放送されず、「ジ・アニメ」の1983年3月号では「4本ずつ2回に分けて年内にスペシャルで放送することを企画中」、そして1983年8月号では「来春放映決定」となっていた日本国内での放送は実現せず、幻の作品となっている。しかし、「ジ・アニメ」を始め、「[[アニメージュ]]」の1982年3月号と7月号、「[[マイ・アニメ]]」「[[アニメディア]]」などアニメ雑誌で本作を紹介する記事が掲載され、当時の日本のアニメファンにはその存在が知られるようになった。
 
本作の漫画版が1982年にモンキー・パンチ作、[[おりはるこん]]([[西東栄一|斉藤栄一]]と[[滝川健市]]の共同ペンネーム)画として[[双葉社]]の『月刊[[100てんコミック]]』に連載された。