「ゼミナール」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目:
'''ゼミナール'''または'''セミナー'''({{lang-en-short|}}{{lang-de-short|Seminar}})は、
#専門性の高い授業を、少人数で行う形態。日本の[[大学]]、[[大学院]]などにおいては[[演習]]という訳語が用いられ、「ゼミ」という略称が広く用いられる。[[科目]]名としては「演習」「専門演習」などと呼ぶ場合がある。一方的に[[教員]]の講釈を聞く[[講義]]に対して、少人数でテーマに関する報告・議論、もしくは講読を行ったり、場合によっては[[合宿]]を行って同様のことを行うなど、双方向性・相互啓発性の高い状況において専門的な内容を学び取ることをねらいとする時間である。日本の大学においては、専門分野の個々の講座のゼミと一般[[教養ゼミ]]の二種類がある場合が多い。一般教養ゼミは、包括的なテーマの下に、個々の学際的なゼミ、もしくは個別テーマのゼミがある。また日本の大学においては、いずれも、専門分野、もしくは担当教員の名前を取って、何々ゼミと呼ばれることが多い。これらは、[[工学部]]、[[農学部]]では、「実習」(Praktikum)にあたる。
#日本においては、[[大学受験]]に備えることを売りにする受験[[予備校]]の学校名にこれを入れたりすることがある。[[代々木ゼミナール]]、[[早稲田ゼミナール]]など。しかしながら、このような教育機関のうち大手のものについては、実際に演習と呼びうるものが行われることが少ないことが、むしろ特徴となっている。
#最近では、公募型で行われる講師対受講者の形式をとって行われるものについて特に「セミナー」という表現が好まれる傾向にある。[[就活セミナー]]、[[投資セミナー]]、[[スキルアップセミナー]]など。