「学年制と単位制」の版間の差分

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== 1単位に必要な学習時間 ==
*; 大学、短期大学、大学院
 
* 大学、短期大学、大学院
 
: 1単位あたり45時間の学修を必要とする内容とするのが標準である。これには予習・復習・課題などの時間を含み、授業時間については講義及び演習については15時間から30時間までの間(通常、予習・復習が各4分の1という仮定の下、実際の授業時間は22.5時間とする事がほとんどである)、実験・実習及び実技については、30時間から45時間までの間とされている。
 
: なお、芸術等の分野における個人指導による実技の授業については、大学などが定める時間の授業をもって1単位とすることができ、卒業論文、卒業研究、卒業制作等の授業科目については、必要な学修を考慮して単位を定めることができる。
 
: [[高等教育]]の1単位は、高等学校の単位に換算すると、約1.54単位である。
**:;その根拠
 
**その根拠
 
:: 1単位の時間数は、1週間分の労働時間に由来するとされる。すなわち、月曜日~金曜日は8時間×5日間=40時間、土曜日は[[半ドン]]で5時間、合わせて45時間となる。
 
:: 大学では一般的に、講義及び演習においては、90分/コマ(1.5時間)×15週=22.5時間の授業を学修した者に対して2単位を与える。1単位の実授業時間は11.25時間となる。前述のとおり「授業時間については、講義及び演習については、15時間から30時間までの間」とされているにもかかわらず11.25実時間でも問題とならない理由は、15[[単位時間]]という解釈が許されているためだと推測される。
 
:: 高度に専門的な[[教育研究]]を目的とする大学の講義を学修するには、15実時間(もしくは11.25実時間)の講義に対して30実時間(もしくは33.75実時間)の予習・復習・課題などの自主学習が必要である。
 
:: 実験・実習及び実技については、学内の実習設備を用いない自主学習は困難であるため、授業時間が「30時間から45時間までの間」と規定されている。
*; 高等学校、中等教育学校の後期課程
 
* 高等学校、中等教育学校の後期課程
 
: '''1[[単位時間]]'''を50分とし、標準で35単位時間の授業をもって1[[単位 (高等学校)|単位]]とされている。学習時間に換算すると、29時間10分である。
*; 専修学校
 
* 専修学校
 
: 高等課程では高等学校に準じ、専門課程では大学に準じている。
*; 高等専門学校
 
* 高等専門学校
 
: 高等学校の単位計算に準じた授業科目と、大学の単位計算に準じた授業科目が混在していて煩雑である。大学の単位計算に準じた授業科目は5年間で60単位まで取得することができる。2年制の専攻科(学士課程)については大学の単位計算に準じている。
 
== 卒業・修了に必要な単位数 ==
 
* 大学 - 最低124単位以上で各大学が定める単位数
* 短期大学 - 最低62単位以上で各短期大学が定める単位数
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* [[鬼仏表]]
 
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[[Category:学校教育]]
[[Category:教育制度]]
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