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[[File:Norwegian troops greenock.JPG|thumb|グリーノックへ撤退したイギリス軍、1940年6月]]
'''アルファベット作戦'''(アルファベットさくせん)とは、[[第二次世界大戦]]中の1940年4月9日、[[ノルウェー]]における[[ナチス・ドイツ]]の[[北欧侵攻|ゼル演習作戦]]の成功に伴い、[[ノルウェーにおける]]北部の[[ナルヴィク]]から[[連合国 (第二次世界大戦)|連合軍]]の作戦終了のために、ノルウェー北部の[[ナルヴィク]]から連合軍([[イギリス]]、[[フランス]]、[[ポーランド]])の部隊が5月24日に撤退した作戦のことである。撤退は6月8日までに終了した。
 
1940年春、ドイツ軍が[[ベルギー]]、[[オランダ]]、[[ルクセンブルク]]、[[フランス]]へ侵攻したことにより、ドイツの鉄鉱石供給問題やスカンジナビア半島の相対的重要度が減たことにより、撤退が促された。
 
部隊の最終的な撤退が行われたから数日後のいくつか過ぎた夜、町の市民は[[イギリス海軍]]の[[パトリック・ダルゼル=ジョブ]]([[:en:Patrick Dalzel-Job|en]])によって救いだされた。命令に対して、彼はドイツ軍の報復爆撃の直前に人々を移動させるため、地元の釣り船を組織化した。町は大きく破壊されたが、死者はわずか4人であった。イギリス海軍はダルゼル=ジョブに規律を守らせようとしたが、それはできず、後にノルウェー国王[[ホーコン7世]]に[[聖オラフ勲章一等]]([[:en:Royal Norwegian Order of St. Olav|en]])を与えられた。戦争の後半、彼は[[イアン・フレミング]]に使えた。多くの情報では、ダルゼル=ジョブが[[ジェームズ・ボンド]]の元となった人物としてられている。
 
連合軍がノルウェーから撤退した結果、ナチスドイツに対する[[スウェーデン]]、[[フィンランド]]の立場は弱められることとなった。その後、6月に武装していないドイツ軍部隊をスウェーデンの鉄道で輸送することが同意につながり(おそらく、第二次世界大戦時の政党間で決められたスウェーデンの中立政策からの逸脱であった。)、そして8月、フィンランドとドイツはドイツから武器を入手する秘密協定を結んだことにより、フィンランドの最北をトラックで武装した部隊を送ることができた。これにより、ナチスドイツと[[ソビエト連邦]](当時、[[独ソ不可侵条約#秘密議定書|モロトフ・リッペンドロップ協定]]によって協力していた)は、[[北ヨーロッパ]]における他の国々による国際的影響力を排除した。
 
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