「中村幸彦」の版間の差分

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1981年、『此ほとり一夜四歌仙評釈』で[[読売文学賞]]受賞、1986年、[[朝日賞]]受賞。
 
厳密な実証的研究によって、近世文学研究に多大な貢献をなした。代表作『戯作論』(1966年)は、近世戯作を詳細に検討し、一般には風刺文学などと言われるが、うがち、ちゃかし等が本領であり、風刺の名には値しないと述べた。自らの研究対象に近代的な幻想を投影しないその著述姿勢は、冠絶している。論文は数多かったが、『近世文藝思潮攷』(1975)に収められたもののほか以外では、『中村幸彦著述集』全15巻中央公論社、1984-89)が1984-89年)のまで、大学紀要などで探すしかなかった。
 
==著作==