「ドムス・アウレア」の版間の差分

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==現在の遺構==
[[Imageファイル:DomusAurea.jpg|left|thumb|250px|ドムス・アウレアは今日もなおトライアヌス浴場の遺跡およびその周辺の公園の下に埋もれている。]]
[[Imageファイル:Da algae hh.jpg|right|thumb|250px|藻による損傷の痕跡。2007年2月。]]
ドムス・アウレアの一部で、現在まで比較的まとまった状態で残っているのは、トライアヌス浴場を建設する際に埋められた、東西220m、南北70m程度の部分だけである。16世紀に「グロッタ」と呼ばれていたこの遺構のフレスコ画は、人や動物、植物などが連続する奇妙な装飾であり、[[ラファエロ・サンティ|ラファエロ]]が[[バチカン宮殿]]回廊の内装に取り入れた。これが「グロッタ(grotto)で発見された古代美術」ということで、後にいわゆる「[[グロテスク]]」装飾と呼ばれるようになったものである。[[1506年]]には、付近の地中から[[ラオコーン像]]が発見され、[[ミケランジェロ・ブオナローティ|ミケランジェロ]]に大きな感銘を与えた。