「ドムス・アウレア」の版間の差分
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==現在の遺構==
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ドムス・アウレアの一部で、現在まで比較的まとまった状態で残っているのは、トライアヌス浴場を建設する際に埋められた、東西220m、南北70m程度の部分だけである。16世紀に「グロッタ」と呼ばれていたこの遺構のフレスコ画は、人や動物、植物などが連続する奇妙な装飾であり、[[ラファエロ・サンティ|ラファエロ]]が[[バチカン宮殿]]回廊の内装に取り入れた。これが「グロッタ(grotto)で発見された古代美術」ということで、後にいわゆる「[[グロテスク]]」装飾と呼ばれるようになったものである。[[1506年]]には、付近の地中から[[ラオコーン像]]が発見され、[[ミケランジェロ・ブオナローティ|ミケランジェロ]]に大きな感銘を与えた。
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