「アントウェルペン」の版間の差分

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== 歴史 ==
===街の語源===
言い伝えによれば、街の名称は[[スヘルデ川]]沿いに住む神話上の巨人アンティゴヌスと英雄ブラボーの伝説に由来しており、市庁舎前の「ブラボーの噴水」に、この伝説にちなんだ像が建てられている。アンティゴヌスはスヘルデ川を渡ろうとする者に通行料を要求し、それに応じなかった者の片手を切り落として河へ放り捨てたとされる。しかし、若き英雄ブラボーがついにアンティゴヌスを退治し、その手を切り落として河へ投げた。このことが、「Antwerpen」(オランダ語で「手を投げる」の意、古英語では「hand」「wearpan (= to throw)」)という名称の由来となった。<ref>[http://www.belgiumview.com/belgiumview/tl1/view0000599.php4 Brabo Antwerpen 1 (centrum) / Antwerpen] {{nl}}</ref>この言い伝えと結びついた説が支持された理由としては、語源学的にも手を切断することは実際に当時のヨーロッパで行われており、中世には死者の右手が切断され、「[[死手譲渡]]」の証拠として[[封建領主]]に送られることもあったという背景があったからである。
しかし、19世紀の歴史家・外交官[[ジョン・ロスロップ・モトリー]]は、アントウェルペンという名称を「an 't werf (on the wharf、wharfは波止場)」、または「Aan 't werp(at the warp)」に由来するという議論を展開した。ここでの「warp」とは、高潮でも農地が水浸しにならないだけの土手を築いたことを指しており、農民たちは堤防の先に農地を広げていった。「werp」という語には「pol([[ポルダー]]、干拓地)」という意味もある。
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