「タイ古式マッサージ」の版間の差分

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==解説==
[[インド共和国|インド]]に始まり、[[アーユルベーダ]]を取り込んでいるので、タイ古式マッサージは必然的にヨーガのような様式を含んだ。被術者はマッサージのコースの間に多くのヨーガと同じ体位をさせられるのが特徴。主にそのスタイルによって、大きく2つの流派に分けられているが、南部式スタイル(俗にバンコクスタイルと呼ばれる)では[[指圧]]療法が強調されるのに対して、北部式スタイル(俗にチェンマイスタイルと呼ばれる)には[[ストレッチ]]動作が多い。これは[[ワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラーム|ワット・ポー]]が近代化するにあたって西洋現代医学的見地から汎用性が高くかつ大多数の人が運用するにあたり安全なものに再構築された影響が考えられる。
シャーマニズムやアニミズムとも深く関わっており、本来ボーンナイフを使った荒療治や聖水を使った徐霊や薬草学等と組みあわせた古式総合医学として認知するべきであるが、マッサージ手技のみクローズアップされてしまい、こういったトータルで施術できる人間がタイ本国でも減ってきている。
達人と呼ばれる人間は麻痺などの治療も行っているが、現在それらのノウハウも廃れてきている。
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大きい集団マッサージでは、大部屋に10人以上の被術者が入れられ、施術者たちが集団で一斉にマッサージ手順を行うこともある。
 
典型的な2時間のタイでの完全なマッサージでは、場所にもよるが、およそ300[[バーツ|タイ・[[バーツ]](2005年のレートで8米ドル)程度かかる(5つ星ホテルの中ではこの5倍以上の費用がかかることもある)。
 
==タイ古式マッサージの広がり==