「大般若波羅蜜多経」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
13行目:
現在日本においては、この600余巻の教典を読経する[[大般若会]]が真言・天台等の[[密教]]系宗派や[[禅宗]]において盛んに行われている。但しこの膨大な教典を完全に読誦することは過去に数例の記録があるのみで、現在は[[転読]]と呼ばれる、教典をパラパラとめくっては、[[般若心経]]末尾の真言や『[http://ja.wikisource.org/wiki/%E8%BB%A2%E8%AA%AD%E5%A4%A7%E8%88%AC%E8%8B%A5%E7%B5%8C%E4%B8%AD%E5%94%B1%E6%96%87 転読大般若経中唱文]』などを読誦して一巻を読誦したことにする儀典で行われることが多い。
 
[[日蓮宗]]・[[浄土真宗]]等を除く、日本の大部分の宗派はこの経(663年玄奘訳の新訳本)をその教義の基礎と位置づけ、依用しているが、当然ながら玄奘以前は旧訳の各種般若経が用いられていた
 
==関連項目==