「地下鉄道 (秘密結社)」の版間の差分

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主な道筋には、[[アパラチア山脈]]の東側へ、[[ペンシルベニア州]]や[[ニューヨーク州]]を経由してナイアガラ半島へ、[[オハイオ州]]と[[ミシガン州]]を経由してウィンザーへといったものがあった。また、[[リオグランデ川]]を南に渡る道筋(後述)や、西方向へ、開拓されたばかりの領土に続く道筋もあった。
 
特にオハイオ州は地下鉄道の活動の上で最も重要な州であった。北部の自由州と南部の奴隷州とを分ける境界線上にあった[[オハイオ川]]北岸には、[[シンシナティ (オハイオ州)|シンシナティ]]、[[リプリー (オハイオ州)|リプリー]]、[[ポーツマス (オハイオ州)|ポーツマス]]など、対岸の奴隷州であった[[ケンタッキー州]]から川を渡って逃亡してきた奴隷を保護する拠点がいくつも存在した。そして州内の至るところに、これら河岸の拠点で保護した奴隷をさらに北へ逃亡させるルートが網の目のように張り巡らされていた。
 
また奴隷州側にも、比較的北部の自由州に近く、中立的な立場をとっていた州には、例えば[[デラウェア州]]の[[州都]][[ドーバー (デラウェア州)|ドーバー]]のように、地下鉄道がその活動の拠点としていた都市があった。[[メリーランド州]]のアパラチア山脈のすぐ東には、[[ワシントンD.C.|コロンビア特別区]]の50マイルにも渡る通路を通る、良く計画された逃亡道が数多く存在した。メリーランド州[[フレデリック (メリーランド州)|フレデリック]]は、この通路のちょうど真ん中に位置する。