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'''山伏'''(やまぶし)とは、[[山]]の中をひたすら歩き、[[修行]]をする[[修験道]]の[[行者]]。「'''修験者'''」(しゅげんじゃ)とも言う。
奈良
頭に頭巾(ときん)と呼ばれる多角形の小さな[[帽子]]のような物を付け、手には錫杖(しゃくじょう)と呼ばれる金属製の[[杖]]を持つ。[[袈裟]]と、篠懸(すずかけ)という[[麻 (繊維)|麻]]の[[法衣]]を身に纏う。
山中での互いの連絡や合図のために、[[ホラガイ|ほら貝]]を加工した[[楽器]]を持つ。
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== 修行体験 ==
山伏は神仏習合の色合いが強く残る神社仏閣に所属する僧侶や神職がなるだけではなく、在家の信者が「講」を組織して修行の時だけ山伏となり常日頃は仕事を持つ社会人として働く人も多く存在する。山伏の講の多くは真言宗系当山派の[[醍醐寺]]か天台宗系本山派の[[聖護院]]のどちらかに所属する。(他に吉野の、教派神道や単立寺院の山伏などどちらにも属さない場合もある)
[[羽黒山 (山形県)|羽黒山]]では毎年9月、希望者が[[白装束]]を着て入峰し、[[断食]]、[[滝打ち]]、[[火渡り]]、[[床堅]]([[座禅]])、[[忍苦の行]]([[南蛮いぶし]])などの活動を通して山伏修行を体験できる。
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* [[山伏信仰]]
* [[山岳信仰]]
* [[六根清浄]]
== 参考文献 ==
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