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[[飼料]]は牧草・飼料用[[とうもろこし]](デントコーン)等の「[[粗飼料]]」と穀類を中心とした濃厚(配合)飼料どが使われる。
牧草は乾燥させた乾草(かんそう)として給与するか、保存のために密封、乳酸[[発酵]]させて[[サイレージ]]として給与することが多い。かつては牧草を気密度の高い塔型[[サイロ]]に入れて[[発酵]]させていたが、この方式は機械の故障が多発し、維持管理に多額の費用がかかることから廃れ、現在では平面型のバンカーサイロ等が使用されるようになった。また通常のサイロよりも簡易的な牧草をロール状に巻き取り、これをビニールで包んで発酵させるラップサイレージが主流となりつつある。
なお、牛乳の「味」としては、緑色のままの[[牧草]](牧草地に生えている状態の牧草)だけを、食べさせた乳牛の乳はやや「青臭み」があり、これを取り去るには乾草も食べさせねばならない。また、牛乳の味には「季節要因」もあり、一般に夏場の方が「飲み口がさっぱり」しているが「コク」が少ない。
また、この「コク」=[[タンパク質]]を牛乳に増やすためには、試料にたんぱく質を多く含む[[大豆]][[]][[]]などの[[穀類]]を混ぜる必要がある。この問題から、配合飼料のタンパク分を増加させるために「[[肉骨粉]]」が使用され、「[[BSE問題]]」へと発展した。
 
'''乾草'''