「東京都立広尾病院」の版間の差分

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|療養病床数=
|職員数=
|病院機能評価= 一般500床以上:Ver4.0
|開設者=東京都知事
|管理者=設楽信行(院長)
|開設年月日=
|地方公営企業法=一部適用
|所在地郵便番号=150-0013
|所在地=[[ 東京都]][[渋谷区]][[恵比寿 (渋谷区)|恵比寿]]2-34-10
|位置={{ウィキ座標2段度分秒|35|38|49|N|139|43|18|E}}
|電話=03-3444-1181
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|特記事項=
}}
'''東京都立広尾病院'''(とうきょうとりつひろおびょういん)は、[[東京都]][[渋谷区]][[恵比寿 (渋谷区)|恵比寿]]にある[[総合病院]](住所地は恵比寿であるが、名称は「広尾病院」である)。[[東京都庁|東京都]]が運営している。
 
== 基幹災害医療センターとして ==
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== 島嶼医療の拠点として ==
[[島嶼|島しょ]]医療にも重点を置いており、病院屋上に[[ヘリポート]]を保有する。主に伊豆諸島からの[[ヘリコプター救急]]を受け入れ、重篤度の高い患者については病院屋上に直接ヘリを着陸させ、患者の収容を行っている。[[東京消防庁]]ヘリポート(東京都[[江東区]])を経由した搬送に比べて、20-30分程度の時間短縮効果があるとされている。他に、急患要請を受けて医師が救急車で東京ヘリポートへ向かい、ヘリに乗り換えて島嶼へ向かったのでは間に合わないほど緊急性が高い場合は、ヘリが直接病院に医師を迎えに来る「ピックアップ」も実施している。また島嶼の医療機関との間で、[[X線]]画像等をリアルタイムで共有しながら診療のアドバイス等を行える「遠隔地画像伝送システム」も備えており、島嶼救急に関しては同院は都内トップクラスの実力を持っているといってよいだろう。しかし都心に位置するため、ヘリが着陸できるのは昼間の緊急時のみであり、夜間帯の含めたヘリポートの常時運用は長らくの間できなかった。
 
しかし2008年2月、東京都と近隣住民の間の合意が得られたことにより、実質24時間体制で(真に急を要し、搬送の数分の遅れが命に関わる患者のみだが)ヘリポート運用を開始した。これにより、従来は不可能だった深夜帯の離着陸が、症例は極めて限定されるものの可能となり、これにより離島部からの救急体制のあり方に大きな一石を投じたと言える。
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* [[救命救急センター]]
* [[臨床研修指定病院]]
* [[エイズ治療拠点病院]]
* [[診断群分類包括評価|DPC]]対象病院
 
==その他==
*[[災害]]、島しょ医療の他、[[心疾患]]治療にも力を入れており、特に[[カテーテル]]・アブレーション([[心筋]]焼灼術)領域での評価は高い。
*急性期以降の[[脳神経外科学|脳血管疾患]]などの重症患者の場合、主に[[健康保険制度]]適用の三ヶ月の期間内での早期の[[リハビリテーション]]病院への移行は見られない。
 
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== 関連項目 ==
* [[東京都災害医療]]
* [[ヘリコプター救急]]
*[[災害医療]]
* [[東京都立松沢災害拠点病院]]
*[[ヘリコプター救急]]
* [[都立広尾病院事件]]
*[[東京都立松沢病院]]
*[[東京大学医学部附属病院]]
 
== 外部リンク ==