「トンネル」の版間の差分

山岳地帯においては、地上の地形に関らず[[曲線]]・[[つづら折れ]]・[[勾配]]を減少させ、自動車や鉄道の高速走行が容易になる。また強風・積雪時の通行規制([[豪雪地帯]]の[[峠]]越えは積雪による冬季閉鎖で通行出来ない箇所が多い)を減らすことができる<ref>より稀な例としては、川沿いや谷底の道が冬季に[[雪崩]]の危険があることからトンネルで迂回することもある。</ref>。坑口付近を除いて[[景観]]を損ねず([[景観破壊]]にならない)、[[森林破壊]]にもつながりにくい。海底トンネルや水底トンネルであれば、大型船の通行([[橋]]であれば、橋の下を通過する大型船に高さ制限や幅制限が発生してしまう)に影響が無いといった長所が挙げられる。特に急峻な地形が連続する地域では不可欠な設備である。
 
その一方、短所も多いある。トンネルに作用する[[土圧]]や[[水圧]]のため断面積はあまり大きくはできず、輸送能力に制限が加わってしまうことが多い。また、断面積を大きくとるほど掘削に要する費用も増大する。地質によっては崩落を防ぐための補強で建設費が嵩むことがある。[[地下水|地下水脈]]位に影響分断してしまう与えることもある。
 
長大トンネルにおいては[[換気]]が困難で、道路トンネル<!--や非電化鉄道路線の場合←無煙化以前ならいざ知らず、現代においては問題にならない程度では?-->では特に空気が汚れやすい。また充分な[[酸素]]が供給されないと乗客の健康を脅かし、車両の走行性能も低下する。火災時には[[一酸化炭素]]など有毒ガスが溜まりやすく、[[危険物]]積載車の通行を規制する場合もある。また海底トンネルや水底トンネルは内部の[[湿度]]が高く、車両やトンネル内設備が腐食しやすい。さらに災害発生時や[[トンネル#主なトンネル事故|トンネル事故]]発生時の避難や救出活動も困難である。
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