削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目:
'''観天望気'''(かんてんぼうき)は、[[自然]][[現象]]や[[生物]]の[[行動]]の様子などから[[天気]]を予想すること。またその元となる条件と結論を述べた、天気の[[ことわざ]]のような伝承。古来より[[漁師]]、船員などが経験的に体得し使ってきた。英語の ''Weather lore'' は、'''気象伝承'''を意味する。また、'''天気占い'''とも呼ばれる。もちろん、公式な[[天気予報]]に代替できるものではないが、[[湿度]]や[[雲]]の構成などから、正確性が証明できるものも多い。[[海]]や[[山]]での天候の急激な変化や、局地的な気象現象をつかむための補完手段として知っておいたほうが良いものもある。
 
統計的に[[気象庁]]発表の天気予報の的中率は80%程度といわれる([[気象数値]]用の[[スーパーコンピュータ]]でもこの程度がせいぜい限界である)。残る20%は観天望気から予知できる場合が多い。船舶免許の試験で「現代においては天気予報が発達しているため、出航にあたり観天望気の必要はない」事の正否を問われる問題が出されることがあるが、正解は「誤り」である。さほど海上においては現在でも重要視されている。
 
== 主な観天望気 ==