「パリ条約 (1783年)」の版間の差分

この[[戦争]]によってイギリスの[[覇権|ヘゲモニー]]は制限されたが、イギリスの世界戦略に影響を及ぼすことも無く、勢力は維持された。逆にフランスは、[[北米植民地戦争]]の借りを返すことに成功したが、国家財政は底を尽突き、困窮を極めた。[[ブルボン朝|ブルボン王朝]]の放漫経営が、国民の不満を募らせ、独立戦争が起爆剤となり、やがて[[フランス革命]]を呼び起こすことになった。一方[[アメリカ大陸]]では、アメリカ独立戦争、フランス革命の連鎖により、[[中央アメリカ|中米]]、[[南アメリカ|南米]]でも独立の機運が高まって行く。