浅野 知近(あさの ともちか、?-1619年)は、浅野氏の一族。官位は左衛門佐。
浅野幸長と浅野長晟が紀伊を領していたとき、田辺を領していた人物である。幸長の従弟にあたるのではないかと言われているが、血筋における関係など、詳しいことは不明である。浅野氏が安芸広島藩に移されると、それに随行したが、それも間もない元和5年11月26日に死去。法号は義正院松雲相岩禅定門。墓所は広島県広島市の国泰寺。