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{{生物分類表
| 名称 = ミズバショウ属
| 色 = lightgreen
| 画像 = [[ファイル:Lysichiton camtschatcense 0804.JPG|250px]]
| 画像キャプション = ミズバショウ
| 界 = [[植物界]] [[:w:Plantae|Plantae]]
| 門 = [[被子植物門]] [[:w:Magnoliophyta|Magnoliophyta]]
| 綱 = [[単子葉植物綱]] [[:w:Liliopsida|Liliopsida]]
| 亜綱 = [[ヤシ亜綱]] [[:w:Arecidae|Arecidae]]
| 目 = [[サトイモ目]] [[:w:Arales|Arales]]
| 科 = [[サトイモ科]] [[:w:Araceae|Araceae]]
| 属 = '''ミズバショウ属''' ''Lysichiton''
| 下位分類名 = [[種 (分類学)|種]]
| 下位分類 = 本文参照
}}
'''ミズバショウ属'''(みずばしょうぞく、学名:''Lysichiton'') は、[[単子葉類]][[サトイモ科]]の[[属 (分類学)|属]]の1つ。湿地に分布し、早春に葉の展開に先立ち花を咲かせる。葉は大きく展開する。ミズバショウ(水芭蕉)は、その葉の様子が[[バショウ|芭蕉]]を連想させることから水辺に咲く芭蕉の意。
 
== 特徴 ==
'''ミズバショウ属'''(みずばしょうぞく、学名:''Lysichiton'') は、[[単子葉類]][[サトイモ科]]の[[属 (分類学)|属]]の一つ。湿地に分布し、早春に葉の展開に先立ち花を咲かせる。葉は大きく展開する。ミズバショウ(水芭蕉)は、その葉の様子が[[バショウ|芭蕉]]を連想させることから水辺に咲く芭蕉の意。
大型の葉を展開する[[多年草]]。花はいわゆる[[肉穂花序]]で、大柄な[[仏炎苞]]を持つ。肉穂花序には先端に付属体がない。また、小花は両性花で、4枚の[[花被片]]に包まれる。多くの点で[[ザゼンソウ属]]に似るが、[[子房]]が2室であること(ザゼンソウ属は1室)、仏炎苞の基部が筒状に長いことなどの違いがある。
 
==特徴 分布等 ==
大型の葉を展開する[[多年草]]。花はいわゆる[[肉穂花序]]で、大柄な[[仏炎苞]]を持つ。肉穂花序には先端に付属体がない。また、小花は両性花で、4枚の[[花被片]]に包まれる。多くの点で[[ザゼンソウ属]]に似るが、[[子房]]が二室であること(ザゼンソウ属は一室)、仏炎苞の基部が筒状に長いことなどの違いがある。
 
==分布等==
以下の2種がユーラシア北東部と北アメリカ北部に分布し、[[周北極要素]](ユーラシア-北アメリカ要素)と考えられる。
 
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; アメリカミズバショウ (''[[w:Lysichiton americanum|Lysichiton americanum]]'')
: 北アメリカ太平洋岸に分布する。黄色い仏炎苞を持つ。キイロミズバショウ」「オウゴンミズバショウなど仏炎苞の色に着目した和名を当てることもある。花序は悪臭を放ち、その悪臭による嗅覚刺激と仏炎苞による視覚刺激によって訪花昆虫(ハエ類)を誘引する。多年草で、根の長さから年齢を推測した研究には、大きな株で40歳以上と推定した報告がある。多数生える根は収縮性を持ち(収縮根)、それによって個体を地下へと沈める作用がある。北米の[[インディアン|先住民]]は古くから薬草として様々に利用してきた。英語では、その悪臭のため「スカンクキャベツ」(skunk cabbage)(skunk cabbage) と呼ばれる。
 
{{Plant-stub}}
{{DEFAULTSORT:みすはしようそく}}
 
[[Category:サトイモ科|みすはしよう]]
 
[[en:Lysichiton]]