「鈴木直人 (作家)」の版間の差分

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'''鈴木 直人'''(すずき なおと)は、日本の[[ゲームブック]]作家。
 
ゲームブックが流行した 1980年代後半から1990年代前半にかけて多くの作品を発表した。読者からの評価は高く、処女作である『[[ドルアーガの塔]]』3部作じめ国内最高の作品として、数々の名作と呼ばあげられるゲームブックを発表した、日本のゲームブック界の第一人者ことも多い。ゲームブックが下火となってからは全く行方知れず(作家としては)になっていた時期ある。[[20082000]]現在、会社員として働く傍らに入り、[[創土社]]の求めに応じてゲームブックの執筆を行っている(旧作の復刻中心に執筆活動を再開した(当時、鈴木は会社員であった)。
 
双方向型(迷宮などで項目間を自由に行き来できる)[[ダンジョン]]ものを基本スタイルとし、毎回斬新なシステムを導入する。特にパンタクルに見られる魔法システムは非常に完成度が高い。
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===[[東京創元社]](創元推理文庫)===
* [[ドルアーガの塔 (ゲームブック)|ドルアーガの塔]](1986年)
*: [[ドルアーガの塔|同名のコンピュータゲーム]]を原作にした、鈴木直人のデビュー作。これに登場させたオリジナルキャラクター、魔道士メスロンが以後の作品で重要な位置を占めるようになる。魔法やアイテム、キャラクター、ゲームシステムなど、全体にオリジナル要素が多く、その重厚な内容から国産ゲームブックの最高峰の一つとみなされている。
** 悪魔に魅せられし者
** 魔宮の勇者たち
** 魔界の滅亡
*: [[ドルアーガの塔|同名のコンピュータゲーム]]を原作にした、鈴木直人のデビュー作。これに登場させたオリジナルキャラクター、魔道士メスロンが以後の作品で重要な位置を占めるようになる。魔法やアイテム、キャラクター、ゲームシステムなど、全体にオリジナル要素が多く、その重厚な内容から国産ゲームブックの最高峰の一つとみなされている。中でもオリジナルキャラクター、魔道士メスロンは鈴木の作品世界で重要な位置を占めるようになり、幾つかの作品で主役を勤めることとなった
* [[スーパー・ブラックオニキス]](1987年)
*: [[コンピュータRPG]]「[[ザ・ブラックオニキス]]」のゲームブック化。とはいえ、原作から引き継いでいる部分はわずかで、殆ど鈴木のオリジナルと言って良い。
* [[パンタクル]](1989年)
*: 魔道士メスロンを主人公にしたオリジナル作品。東洋を想起させる世界観の下に書かれており、登場する生き物の名前が仏教・密教から取られていたり、魔法が漢字表記される名前を持っていたりする
* ティーンズ・パンタクル(1990年)
*: 現代日本を舞台にしたパンタクルの外伝。女子高生・大島いずみが主人公。
* パンタクル2(1991年)
*: オリジナル作品。前作との繋がりは特にない。ドルイド教団を相手に冒険する内容であり、作品の雰囲気はむしろドルアーガの塔に近い。作品中で、続編があることを前提とした描写があるが、続編は未刊。
*: 前作との繋がりは特になく、うってかわって明るい雰囲気の作品。
 
===[[創土社]]===