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菊酒のルーツはおそらく、三世紀ごろには成立していた中国の伝説であろうと思われる。
 
[[魏 (三国)|魏]]の武将[[鍾会]]は自作の詩の中で菊の美点を列挙し「菊酒は[[神仙]]の飲み物」と謳い、また後世の民間伝承では、魏の初代皇帝[[曹丕]]は幼時は非常に虚弱で長生できないと思われていたが、菊酒を勧められて服用した後は強健となり長じて魏の皇帝となったという。
 
平安時代の貴族は重陽の節句に「[[菊の着綿]]」といって菊の花にかぶせた真綿で体をこすって健康を祈った。その際天皇が臣下に菊を浸した酒を下賜し、体をいたわった。