「デデキント環」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
LucienBOT (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 追加: nl:Dedekind-ring
編集の要約なし
1行目:
'''デデキント環'''(デデキントかん、''Dedekind domain'')とは、以下任意同値な3つ[[イデアル]]が、有限個定義を1つ即ち3つ満たす素イデアルの積にかけるような[[整域]]のことである。そのような分解は一意であることが知られており、イデアル論の基礎定理と呼ばれる。                 
== 定義 ==
デデキンド環の定義はいくつかあるがこれらは互いに同値な定義である。
*環Aの任意のイデアルは、有限個の[[素イデアル]]の積にかける。
*Aは[[ネーター環]]dimA=クルル次元が1Aは[[正規環]]である
*Aの任意の[[イデアル]]は、可逆である。     
 
== 例 ==
*Kを[[有理数|有理数体]]Qの[[有限次拡大体]]とする。<math>O_K</math>={<math>x\in K|x</math>は、Z上整}は、デデキント環。
 
== 内部リンク関係項目 ==
*[[リヒャルト・デーデキント]]
*[[クルル環]]
*[[付置環]]
*[[離散付値環]]
 
[[category:可換環論|ててきんとかん]]