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奈良県明日香村の飛鳥池遺跡から出土した木簡に「吉備道中国加夜評/葦守里俵六□」と記されていた。この木簡に年紀がないが、伴出遺物から7世紀末のものと推測される。同遺跡から「加毛評柞原里」と記された木簡が出土している。芸備地方にも評里制が実施されていたことが分かる。
[[隠岐国]]の評については、飛鳥や藤原・平城京に送られた海産物などに付けた評・郷・里名、負担者名、物品名などの木簡が多量に発見されている。[[島前]]に知夫利(ちぶり)評・海評、[[島後]]に次(すき)評・衣地(えち)評が置かれ、当初はその下に五十戸(さと=里)が編成された。
== 脚注 ==
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