「国際連合安全保障理事会決議1564」の版間の差分

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[[国際連合安全保障理事会決議|国連安保理決議]]1564は、ダルフール情勢の解決を求める決議で、スーダン政府に対し、紛争拡大防止の履行がなく、[[アフリカ連合]]('''AU''')監視部隊の拡大も受け入れない場合、AUによる査察受入れならびに石油セクターへの制裁措置の実施を求める[[アメリカ合衆国|米国]]、[[イギリス|英国]]、[[ドイツ]]、[[ルーマニア]]共同提出の決議案を協議の上修正し、採択したもの。
 
同決議案は、「理事会は上初めて、[国連の管轄機関に対しジェノサイドの防止と鎮圧に向けた行動を要請することを可能にする][[ジェノサイド条約]]の第8条の規定に基いた要請に応えなければならない立場に置かれている」(''"it was the first time in the Council’s history that it had been seized under article 8 of the 1948 Convention on the Prevention and Punishment of the Crime of Genocide"'')とした、当時の[[コフィ・アナン]]国連事務総長が提案するジェノサイド予防のための実行計画を受け招集された理事会で検討された。
 
決議は賛成11:反対0:棄権4([[アルジェリア]]、[[中華人民共和国|中国]]、[[ロシア]]、[[パキスタン]])で採択された。