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==目的==
[[塔]]や[[柱]]・[[釣竿]]など、構造物の各部に[[重力]]が[[荷重]]としてかかる場合、各部はそこから先端までにかかる全荷重を支えなければならない。その荷重は根元ほど大きくなるため、根元ほど太くなるようテーパーがつけられる。[[翼平面形|飛行機の翼]]なども、重力以外に[[揚力]]もかかるが、原理は同様である。
 
[[針]]・[[ネジ]]など、刺したり捩じ込んだりする用具は、先が細い必要があるが、強度を保つために他の部分にはそれなりの太さが必要である。径の異なる部分を滑らかにつなぐため、テーパーがつけられる。[[ピンセット]]なども、先を細くする目的は異なるが、原理は同様である。
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==テーパーの種類==
;線形テーパー
:距離に対し径が[[線型性|線形]]に変わり、側面の[[角度]]は一定になる。テーパーの度合いは、角度のテーパー角または[[分数]]のテーパー率で表され、たとえばテーパー率1/100なら100mmあたり[[半]]が1mm細くなる。
;指数関数テーパー
:距離に対し径が[[指数関数]]的に変わる。根元から離れると急に細くなり、先は非常に細長くなるため、重量が軽減できる。長さや高さを伸ばすのが目的なら理想的な形状である。
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[[Category:設計]]
[[Category:角度]]
 
[[de:Taper]]
[[en:Taper]]