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王城。敬王により成周に遷都。
雒は火徳の漢代の地名。
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|王朝 =周
|在位期間 =[[紀元前771年|前771年]] - [[紀元前720年|前720年]]
|都城 =王城(邑)
|諱 =姫宜臼
|字 =
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宜臼は元来[[幽王 (周)|幽王]]の太子であったが、褒姒が後宮に入り寵愛を受け、[[伯服]]を設けると、廃太子され、宜臼は申へ逃れた。母であり同じく廃后された申后の父である申侯はこれに怒り、幽王が悪戯で烽火を用い諸侯を集め、それにより諸侯の信頼を失っていた機に乗じ、西方の[[犬戎]]と協力して幽王を攻撃した。[[紀元前771年|前771年]]、幽王と伯服は[[驪山]]において殺害され、褒姒も犬戎により連れ去られ、ここに[[周|西周]]は滅亡する。
 
幽王薨去後、申侯、繒侯、許文公、[[鄭]][[武公 (鄭)|武公]]などの諸侯は、[[廃太子]]されていた宜臼を申にて即位させた。しかし都城である[[鎬京]]は戦乱で荒廃していたため、[[紀元前770年]]に洛邑(現在の[[洛陽|雒邑洛陽]](洛邑)の王城に遷都し、[[東周]]が始まった。以後も鎬京には兄弟である[[携王 (周)|携王]]一派が存在して
おり、前759年にこれを倒し、東西分裂していた周を統一した。