「サクラダリセット」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
26行目:
:芦原橋高校一年生の少年。管理局に監視されており、奉仕クラブに属している。一人暮らし。
:能力は、「記憶保持」で、見たこと聞いたことを絶対に忘れないというだけのものだが、強度が高いため春埼の「リセット」の後も三日分の記憶を覚えていることができる。
:頭の回転が早く、知略を巡らすことに長けて
:中学時代は、悪人のように振舞っており、教師に最も嫌われている優等生としてわりと有名だった。以前、
;春埼美空(はるき みそら)
:芦原橋高校一年生の少女。ケイと同じく管理局に監視されており、奉仕クラブに属している。
:能力は、擬似的に世界を最大三日分巻き戻す「リセット」。
:能力は、世界を三日分巻き戻す「リセット」。能力を発動させる条件は、浅井ケイによって指示されたときだけで、「セーブ」した時点まで遡る。また、「リセット」した時点から「セーブ」した時点まで戻るため、彼女もその三日分のことを覚えておらず、ケイの能力と合わさなければほとんど意味がない能力。▼
:やや癖のある髪の少女で、ケイのいうことは基本的に何でも従う。
:ケイとは同じ中学出身で、当初は髪が長く、ほとんど無表情だった。ケイに従い、ともに管理局に反乱したことがある。
;相麻菫(そうま すみれ)
:野良猫のような、とケイが形容する少女。ケイが中学のときの同級生。いつも屋上にいて、遠回しな比喩を交えた話をしていた。
:「リセット」した後の世界で、死んでしまった。ケイは彼女を生き返らせるために管理局に反乱したが、結局、彼女を生き返らせることができる能力は存在しなかった。
:魔女によって、ケイは再び彼女と会うことを告げられる。
42行目:
;村瀬陽香(むらせ ようか)
:ケイと春埼に「死んだ猫を生き返らせてほしい」と依頼する。芦原橋高校の生徒で、ケイたちの一つ年上。不登校ではあるが成績はいい。能力は高いが要領が悪い。
:能力は、任意で自分の身体の部位を指定し、そこに触れた指定した対象を消すことができる。強度は高く、「リセット」などの他の能力を打ち消すことができる。しかし、概念や人の意識に
:死んだ兄を生き返らせてくれなかった管理局を敵視し、倒すために「マクガフィン」を手に入れようとするが、ケイに敗北する。
:現在は、管理局を倒すことを諦め、ケイに協力している。
;中野智樹(なかの ともき)
:ケイたちのクラスメイト。能力は、時間と場所を越えて特定の人物に声を届ける能力で、強度が高く、「リセット」後も効力が残る。自分のみではなく他人の声を届けることもできる。
;野ノ尾盛夏(ののお せいか)
:高校一年生の少女。癖のない長い黒髪をしている。ケイたちとは違う学校に通っている。
:能力は、睡眠
;皆実未来(みなみ みらい)
57 ⟶ 58行目:
;津島(つしま)
:芦原橋高校の教師。管理局の人間でもある。ケイたち奉仕クラブを管理している。
;岡絵里(おか えり)
:ケイの後輩で中学三年生。旧姓、藤川絵里。パンク系の服装で、赤いカラーコンタクトをしており、悪そうな笑い方をする。
:能力は、「記憶操作」で、五秒以上目を合わせることによって発動する。改竄された記憶は他者から指摘されることによって解けるが、能力の使い方など、自分だけの感覚的なものはこの方法で解除することはできない。また、一人の人間に複数の記憶操作はできず、記憶操作をかけた状態の人間にもう一度記憶操作をすると、最初の記憶操作は解ける。記憶保持の能力を持つケイに使った場合、「記憶操作された記憶」自体をケイ自身で思い出してしまうため、効力は無いに等しい。
:名家の生まれとして厳しい父親に抑圧されて自由に笑うことも外出することもできず育ったが、ケイによって(脅迫による両親の離婚という方法ではあるが)助けられた。そのため、絵里にとっては当時のケイはヒーローであり、
;魔女
:管理局の頂点に近い立場にいる高齢の女性。管理局が
:能力は
:死期が迫っており、恋人である佐々野宏幸と死ぬ前に再び会うためにケイや岡絵里を利用しようとしていたが、
;佐々野宏幸(ささの ひろゆき)
:岡絵里に能力を奪われた高齢の男性。管理局の創立メンバーで、現在は役所勤めを経て、定年退職している。
:能力は、自分が能力によって撮った写真を
:魔女と呼ばれる女性と再び会うために行動していた。魔女とは
:彼が持っていた写真の中に、偶然にも相麻菫が映った写真があり、現在はケイの手に渡ってい
;非通知くん(ひつうちくん)
:咲良田の管理局公認の情報屋で、電話では女性の声を使っている。本名は、好井良治(よしい りょうじ)。
:極度の潔癖症で、家の中に引きこもり、
;索引さん(さくいんさん)
84 ⟶ 85行目:
== 用語 ==
;咲良田(さくらだ)
:能力者が集まる街で、住人の
;強度
:他の能力に対する優先度。例えば、本来記憶も含めて全てを巻き戻す「リセット」だが、ケイの「記憶保持」は「リセット」よりも強度が高いため、記憶の巻き戻し効果を優越して記憶を取り戻すことができる。各個人の能力によりある程度の強度は決まっているが、能力同士の相性によっては優先度が逆転することもある。
;リセット
▲:
;管理局
:咲良田の能力者を管理している公的
;奉仕クラブ
:管理局が特別強力だと判断した生徒たちが属する部活動。管理局の指示に従って活動し、能力による問題を解決する。
;マクガフィン
:
== 既刊紹介 ==
|