「サクラダリセット」の版間の差分

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しまあじ (会話 | 投稿記録)
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Reikoh (会話 | 投稿記録)
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:芦原橋高校一年生の少年。管理局に監視されており、奉仕クラブに属している。一人暮らし。
:能力は、「記憶保持」で、見たこと聞いたことを絶対に忘れないというだけのものだが、強度が高いため春埼の「リセット」の後も三日分の記憶を覚えていることができる。
:頭の回転が早く、知略を巡らすことに長けており、いる。中学二年のときにとある目的のために管理局に対して反乱企て、あと一歩のところまで追いつめたことさえある。当時は、春埼の他が失敗も強力な能力を持終わった仲間がいたようである
:中学時代は、悪人のように振舞っており、教師に最も嫌われている優等生としてわりと有名だった。以前、一人の少女を失ったため「リセット」を行った際は、できるだけそために一人前の行動少女なぞるようにし失っている。
 
;春埼美空(はるき みそら)
:芦原橋高校一年生の少女。ケイと同じく管理局に監視されており、奉仕クラブに属している。
:能力は、擬似的に世界を最大三日分巻き戻す「リセット」。
:能力は、世界を三日分巻き戻す「リセット」。能力を発動させる条件は、浅井ケイによって指示されたときだけで、「セーブ」した時点まで遡る。また、「リセット」した時点から「セーブ」した時点まで戻るため、彼女もその三日分のことを覚えておらず、ケイの能力と合わさなければほとんど意味がない能力。
:やや癖のある髪の少女で、ケイのいうことは基本的に何でも従う。
:ケイとは同じ中学出身で、当初は髪が長く、ほとんど無表情だった。ケイに従い、ともに管理局に反乱したことがある。
 
;相麻菫(そうま すみれ)
:野良猫のような、とケイが形容する少女。ケイが中学のときの同級生。いつも屋上にいて、遠回しな比喩を交えた話をしていた。
:「リセット」した後の世界で、死んでしまった。ケイは彼女を生き返らせるために管理局に反乱したが、結局、彼女を生き返らせることができる能力は存在しなかった。
:魔女によって、ケイは再び彼女と会うことを告げられる。
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;村瀬陽香(むらせ ようか)
:ケイと春埼に「死んだ猫を生き返らせてほしい」と依頼する。芦原橋高校の生徒で、ケイたちの一つ年上。不登校ではあるが成績はいい。能力は高いが要領が悪い。
:能力は、任意で自分の身体の部位を指定し、そこに触れた指定した対象を消すことができる。強度は高く、「リセット」などの他の能力を打ち消すことができる。しかし、概念や人の意識にかけられた作用する能力など、そもそも触れることができないものは消すことができない。また、ケイと戦った後に条件が加えられため、人体を消すことができなくなった
:死んだ兄を生き返らせてくれなかった管理局を敵視し、倒すために「マクガフィン」を手に入れようとするが、ケイに敗北する。現在は、管理局その際に人体に対して能力行使ことに強い拒否感諦め覚えるようになりケイそれ以後人体協力してい対す能力の発動ができなくなった
:現在は、管理局を倒すことを諦め、ケイに協力している。
 
;中野智樹(なかの ともき)
:ケイたちのクラスメイト。能力は、時間と場所を越えて特定の人物に声を届ける能力で、強度が高く、「リセット」後も効力が残る。自分のみではなく他人の声を届けることもできる。
 
;野ノ尾盛夏(ののお せいか)
:高校一年生の少女。癖のない長い黒髪をしている。ケイたちとは違う学校に通っている。
:能力は、ったようなや瞑想状態のときなど頭を空発動し、することで猫と意識を共有することができるというもの。この能力によって咲良田の猫の動向を把握していすることができる。
 
;皆実未来(みなみ みらい)
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;津島(つしま)
:芦原橋高校の教師。管理局の人間でもある。ケイたち奉仕クラブを管理している。手に入れることができれば、咲良田の能力をすべて支配できるどの噂があるぜか「マクガフィン」を持っていたが、何者かに盗まれる。
 
;岡絵里(おか えり)
:ケイの後輩で中学三年生。旧姓、藤川絵里。パンク系の服装で、赤いカラーコンタクトをしており、悪そうな笑い方をする。
:能力は、「記憶操作」で、五秒以上目を合わせることによって発動する。改竄された記憶は他者から指摘されることによって解けるが、能力の使い方など、自分だけの感覚的なものはこの方法で解除することはできない。また、一人の人間に複数の記憶操作はできず、記憶操作をかけた状態の人間にもう一度記憶操作をすると、最初の記憶操作は解ける。記憶保持の能力を持つケイに使った場合、「記憶操作された記憶」自体をケイ自身で思い出してしまうため、効力は無いに等しい。
:名家の生まれとして厳しい父親に抑圧されて自由に笑うことも外出することもできず育ったが、ケイによって(脅迫による両親の離婚という方法ではあるが)助けられた。そのため、絵里にとっては当時のケイはヒーローであり、憧れで現在の喋り方や笑い方などはケイの言うように強くなろうとした結果である。しかし、そのケイ自身現在、そのケイと絵里自身に両親を離婚させすべての責任を負わせる解決方法を半ば強制的に選ばせは間違いであっやり方を否定したため、自身の中の『強い』ケイのイメージを守ろうと、現在のケイを嫌い、倒して彼が弱くなったを証明するために行動するも、彼の知略によって敗北否定する。彼女の中で、弱さの象徴である藤川絵里』(ケイに出会う前の何もできなかった自分)を嫌っており、特にケイにこの名前で呼ばれることを嫌がっている。
 
;魔女
:管理局の頂点に近い立場にいる高齢の女性。管理局が咲良田を管理するためのシステムとして存在しており、名前などの個性は排除され、逃亡することができない部屋に閉じ込められている。
:能力は「未来視」。ただし、これは彼女自身の未来視の影響がない前提の能力であり、極めて正確に未来をシミュレーションする能力であると語られた。また、この未来視は完全ではなく、佐々野宏幸の能力によって写真で再現された彼女自身や他の未来視の能力者の干渉によって変化する。
:死期が迫っており、恋人である佐々野宏幸と死ぬ前に再び会うためにケイや岡絵里を利用しようとしていたが、写真魔女ではない未来視能力者中の再現された彼女が彼女を裏切干渉によたためにその計画は頓挫した。しかし、ケイの手引きによって抜け出し、佐々野とともに咲良田を出た。その際に、ケイに未来視の能力者である少女と彼が再び会うことになることを教える。
 
;佐々野宏幸(ささの ひろゆき)
:岡絵里に能力を奪われた高齢の男性。管理局の創立メンバーで、現在は役所勤めを経て、定年退職している。
:能力は、自分が能力によって撮った写真を能力を使いながら、撮った場所で破ることによって写真の中に入ることができるというもの。管理局には、写真を撮るときと写真を破るときの両方に能力を使わないといけない用する必要、本当は写真を撮るときだけで偽っていた。写真は誰が破ってもその中に入ることができ、その際に写真に触れていた人物全員に効果がある。写真の中は、映っている場所だけしかない代わりに、そこにあるものは記憶や思考を含め、人間でさえも完璧に再現されている。効果は十分間で、その写真に写っている領域から出ることで強制的に解除することができる。効果中は対象者は現実世界から消失しておりまた、こ条件によって効果が切れた場合との、写真内空間でもそのた分だけ現実世界でも移動した場所に出現ることができる。
:魔女と呼ばれる女性と再び会うために行動していた。魔女とはもともと親戚で、小さい頃から知っており、恋人同士だったが咲良田に能力者が生まれたためにそれを管理するための管理局を運営するためシステムになることを選んだ彼女と死の間際に再び会うことを約束して別れた。
:彼が持っていた写真の中に、偶然にも相麻菫が映った写真があり、現在はケイの手に渡っている。彼の能力によって撮られた写真と春埼のリセット、そして、村瀬の能力を組み合わせることで写真の中に再現されたものを現実の世界に持ってくることができる。
 
;非通知くん(ひつうちくん)
:咲良田の管理局公認の情報屋で、電話では女性の声を使っている。本名は、好井良治(よしい りょうじ)。
:極度の潔癖症で、家の中に引きこもり、ミネラルウォーター以外は口にすることができない。情報を生きるための栄養として生き摂取する能力を持っている。情報の詰まった人間から情報を摂取することもできるが、やりすぎる一定以上の情報を奪うとその人間を殺してしまうことになる
 
;索引さん(さくいんさん)
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== 用語 ==
;咲良田(さくらだ)
:能力者が集まる街で、住人の数ほど何らかの能力を持っている。街を出ると皆、能力のことを忘れてしまう。能力は千差万別で、大概が物理法則に反しておりいるがまた大体が下らない能力ばかりである。能力によっては他の能力と齟齬が生じることあるが、その場合、より強度高い能力のほうが優先され、強度が高ければ他の能力によって環境がどう変わっても効果を発揮する。
;強度
:他の能力に対する優先度。例えば、本来記憶も含めて全てを巻き戻す「リセット」だが、ケイの「記憶保持」は「リセット」よりも強度が高いため、記憶の巻き戻し効果を優越して記憶を取り戻すことができる。各個人の能力によりある程度の強度は決まっているが、能力同士の相性によっては優先度が逆転することもある。
;リセット
:能力は、世界を擬似的に三日分巻き戻す「リセット」能力この能力を発動させる条件、浅井ケイ特定の人物によって指示されるこきだけ能力を発動することができ、「セーブ」した時点まで遡る。「セーブ」から72時間が経過するとその「セーブ」は無効となり「リセット」を行うことができなくなる。また、一度「セーブ」すると24時間は「セーブ」し直す事ができない。「リセット」した時点から「セーブ」した時点までるため、彼女もその三日分のことを覚えておらず、非常に強力であるにも関わらずケイの能力と合わさなければほとんど意味がない能力である
:世界を三日分巻き戻す能力。使用者の春埼さえその三日間を忘れてしまうため、記憶を保持するケイがいなければ意味をなさないが、最高で三日分の未来を知ることができ、また、何度でもやり直せるため強力な能力である。
;管理局
:咲良田の能力者を管理している公的機関。
;奉仕クラブ
:管理局が特別強力だと判断した生徒たちが属する部活動。管理局の指示に従って活動し、能力による問題を解決する。これに、ケイと春埼はこれに属しているが、二人以外の部員は未登場していないである
;マクガフィン
:謎に包まれたもの。これを手にすると咲良田を支配することができるなどの噂があるが、真偽は不明。実物はなぜか津島の机の引き出しにあり、黒い石のような形状をしている。現在はケイの手に渡っている。また、佐々野宏幸が撮った相麻菫の写真の中で彼女はそれ相麻菫がマクガフィンらしきものを持っている。
 
== 既刊紹介 ==