「一物一価の法則」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
25行目:
現実世界では一物一価の法則は容易に成立しないケースが多く、取引所取引(中央卸売市場や金融取引市場)など一物一価の価格形成を目的とした指標市場(参照市場)において形成されることが多い。これは現実世界には[[情報の非対称性]]や取引慣例、距離や時間などの物理的な要素などさまざまなパーテイション(敷居)が存在するためである。ビジネスにおいては一物一価を成立させないことが裁定取引上の利得機会になることもあり、あえて情報の非対称性を演出することで取引上優位に立とうとすることがある。ガソリンスタンドの無料会員への割引などがこれである([[ロックイン戦略]])。この項目については議論が尽きない。
 
*《プライスメイカー(価格決定者)のいる市場では原則的に成立しない》これは一物一価の前提をそもそも満たしていないためである。[[優越的地位の濫用]]
そのほかにも
*《[[自動車]]は顧客によって値引きの幅が違う》