「エル・ビスカイノ生物圏保護区」の版間の差分

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この地域の動植物は、雨が僅少で激しい風が吹きすさぶ砂漠気候に自らを適応させてきた。その結果、この地域では数千種にも及ぶ植物の固有種や、他では見られないような野生生活が育まれて来たのである。
 
この地の厳しい環境に適応した動物たちには、[[コヨーテ]]、[[齧歯目]]の動物、[[ウサギ]]などの夜行性の動物たちが含まれている。それ以外の動物たちは、[[多肉植物]]からだけ水分を得ている。陸棲[[哺乳類]]の中で際立っているのが、地上最速の部類に属する[[プロングホーン]]である。この保護区では、ほかにも[[ビッグホーン]]や[[ミュールジカ([[:en:mule deer|mule deer]]などが見られる。また、定住している鳥や[[渡り鳥]]などが数十種確認されている。重要なものとしては、[[ミサゴ]]、[[サギ科|サギ]]、[[ウ科 (Sibley)|ウ]]、[[カモメ族 (Sibley)|カモメ]]などである。海洋動物としては主役である[[コククジラ]]をはじめ、[[イルカ]]類や[[ウミガメ科|ウミガメ]]、[[キタゾウアザラシ]]、[[アシカ]]などが見られる。
 
== 世界遺産 ==