「グルーオン」の版間の差分
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クォークの波動関数はSU(3)の[[基本表現]]、3成分を持つ[[列ベクトル]]の値をとる。基底で展開すれば、3種類のクォークがあるのと同じである。これらを比喩的に[[赤]]・[[青]]・[[緑]]の色価を持つ、とする。反クォークは[[行ベクトル]]であって、これに[[補色]]、反赤・反青・反緑を割り当てる。
そしてグルーオンは、SU(3)の[[随伴表現]]に属する。これは3×3の行列のうち、[[エルミート]]であり[[トレース]]
色の比喩で言えば、赤の列・反青の行の成分は赤-反青を持つ、というように色と補色を一つずつ持っている事に相当する。これから上記のトレース成分を除いた8成分が、量子色力学に現れるグルーオンである。
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