「グルーオン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
MondalorBot (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 追加: id:Gluon
11行目:
クォークの波動関数はSU(3)の[[基本表現]]、3成分を持つ[[列ベクトル]]の値をとる。基底で展開すれば、3種類のクォークがあるのと同じである。これらを比喩的に[[赤]]・[[青]]・[[緑]]の色価を持つ、とする。反クォークは[[行ベクトル]]であって、これに[[補色]]、反赤・反青・反緑を割り当てる。
 
そしてグルーオンは、SU(3)の[[随伴表現]]に属する。これは3×3の行列のうち、[[エルミート]]であり[[トレース]]を持たないが零であるもののなす空間である。
 
色の比喩で言えば、赤の列・反青の行の成分は赤-反青を持つ、というように色と補色を一つずつ持っている事に相当する。これから上記のトレース成分を除いた8成分が、量子色力学に現れるグルーオンである。