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[[1864年]]、ヘルマン・アーダム・フォン・カンプは教職50周年にあたって赤鷲勲章を授与された。ミュールハイム市の歴史協会は、彼の死後の[[1929年]][[7月14日]](「五月はものみなあらたに」の出版100周年)、ヴィットハウスブッシュに記念碑を建てた。
 
[[2010年]]4月、カンプの長年忘れ去られていた作品が、国際的な注目を浴びた。[[1830年]]に出版された短編『アルプスの山から来た少女アデライーデ(''Adelaide, das Mädchen vom Alpengebirge'')』が、[[スイス]]の女性作家[[ヨハンナ・シュピリ]]の『[[アルプスの少女ハイジ]](''Heidi'')』二部作のモデルになっていると、[[フランクフルト]]のドイツ文学研究者ペーター・ビュトナーが指摘したためである<ref name=”2”>トルステン・シュテヒャー「ルール地方で発見されたハイジの原型――ヨハンナ・シュピリのアルプス物語は盗作か?」[http://www.3sat.de/dynamic/sitegen/bin/sitegen.php?tab=2&source=/kulturzeit/themen/143450/index.html]、『文化時代』(2010年4月10日掲載)(ドイツ語)</ref>。ビュトナーの仮説はスイスの公共放送スイス・テレビの番組で取り上げられた<ref name=”3”>「揺らぐ神話」[http://videoportal.sf.tv/video?id=96208e60-9f81-41ad-9aa9-dac57f389538]『文化広場』(スイス・テレビ、2010年4月7日放送)(ドイツ語)</ref>。もっとも、シュピリ研究者レギーネ・シンドラーは、この説に留保をつけている。また『新チューリヒ新聞』も、両作品の類似は表面的なものに過ぎず、大幅な相違があると指摘している<ref name=”4”>「〈ハイジの原型〉というおとぎ話」[http://www.nzz.ch/nachrichten/kultur/literatur/die_maer_vom_ur-heidi_1.5448506.html]、『新チューリヒ新聞』2010年4月15日(ドイツ語)</ref>。
 
== 主な作品と研究文献 ==