「実用英語技能検定」の版間の差分

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*[[1963年]]4月、日本英語検定協会が設立され、同年8月に最初の検定が実施される。1級・2級・3級が設けられ、37,663名が受検した。[[1968年]]2月、社会的に奨励すべきものとして[[文部省]](現文部科学省)から認定を受ける。[[1994年]]、年間受検者数が300万人を超える。[[2001年]]、すべての級が年3回実施となる。[[2003年]]、[[イギリス]]の[[ケンブリッジ大学]]ESOL Examinationsと業務提携を行い共同研究を行うことに合意。[[2004年]]、[[アメリカ合衆国]]のごく一部の大学で留学の資格として認められる。[[2005年]]に[[文部科学省]]の技能審査認定制度が廃止されたことにより、[[2006年]]、文部科学省「後援」の検定となる<ref name="enkaku">[http://www.eiken.or.jp/step/ 「事業沿革」] 日本英語検定協会(2010年5月11日閲覧)</ref>。
*英語検定は「読むこと」+「聞くこと」+「話すこと(3級以上)」+「書くこと」を総合的に判定する検定であるとされている。1963年の開始以来、リスニングの比重を増すなど問題形式の改良を重ね現在に至る。
*「実用」英語技能検定の名に相応ふさわしく、上位の準1級および1級では「英作文」・「、3級〜1級での英語による面接試験課されあり、「リーディング」・「リスニング」に加え、「ライティング」・「スピーキング」の能力も求められる。
*[[中学校]]と[[高等学校]]の生徒が全受検者の9割近くを占める{{要出典}}。5級〜2級以下は中学校や高等学校の[[学習指導要領]]に準拠している。また、高等学校や[[大学]]、[[大学院]]などでは、[[入学試験]]や[[学年制と単位制|単位]]の取得に際して合格者(級取得者)を優遇する学校があり、その数は年々増加している。しかし、同じ級の合格者の中に実力のばらつきが見られるという批判もある{{要出典}}。そこで一部の日本企業や日本に進出している外資系企業は[[TOEIC]]を重用するようになってきている{{要出典}}。
 
==検定級==
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== 検定の行われ方 ==
45およ54級は一次試験のみで合否の判定が行われるが、3級以上〜1級で一次試験のほかに二次試験が4週間後にる。り、一次試験が合格基準点に達した受検者は二次試験を受検する権利こと与えられできる。その場合、一次試験の合否通知に二次試験の案内が書かれた受検票が印刷されて送られてくる。
 
一次試験は筆記試験とリスニングテスト(聞き取り試験)であが行われる。5級〜2級の解答は基本的に[[マークシート]]方式であるが行い1級およ1級ではマークシート方式、および英作文問題も課されが記述式となっている。各級とも筆記試験に引き続きリスニングテストが行われる。筆記試験とリスニングテストの点数の合計が合格基準点に達した場合に一次試験合格となる。合格基準点は毎回問題の難易度によって決められる。
 
二次試験は試験官との個別[[面接]]方式で行われる。面接試験の内容は級によって異なる。採点内容には、アティチュード(会話の態度)もわずかながら含まれる。1級では、課題のスピーチの後にその内容やトピックについての質疑応答が行われる<ref name="1kyu2ji">[http://www.eiken.or.jp/exam/grade_1/second-stage.html 「二次試験の受け方」] 日本英語検定協会(2010年5月15日閲覧)</ref>。二次試験の結果が合格基準点に達すれば総合合格となる。
 
一次試験不合格の場合は点数、結果通知よって不合格A・B・Cに区別さのいず、二次試験の案内の代わりにSTEPロゴ印刷表示される。また二次試験不合格であった場合には、申請すればにより一次試験合格から1年間一次試験が免除となり、二次試験から受検することができる。
 
合格基準は、一次試験では、5級〜2級以下は正答率約60%以上、準1級および1級は約70%以上、また3級〜1級の二次試験(3級以上のみ)では全級約60%以上となっている{{要出典|2010年5月}}
 
==その他==
*一次試験は本の実施会場受検(としては、協会が指定した「本会場)のほかにおよび団体による申し込みの場合にその団体が設定した会場で行う準会場で受検することできる。本会場での検定実施全国47都道府県と海外特別会場日本、アメリカ([[ロサンゼルス]]、[[ニューヨーク]])、およびイギリス([[ロンドン]])で行われ、日本では受検者が願書に書いた希望受検地を基に受検会場を指定される。二次試験の希望受検地は一次試験で氏名等の記入時に書き、一次試験と異なる場所も選択も構わないきる
*一次試験は個人受検の場合年3回(6行われ、これらは6月、10月、1月、いずれも日曜日)あに実施されてい。準会場で受検する。また、団体受検の場合は準会場で受検し、本会場で実施される日に加えて、その前日又は前々日に検定日を設定することができる。その場合、本会場における試験問題でのものとく、その日に実施すための試験問題が配布使用される。
*二次試験は一次試験の28〜30日後の日曜日に協会が指定した会場で行われる。
*準2級以上〜1級の取得者は、[[高等学校卒業程度認定試験]]の試験科目「英語」が免除となる。
*本検定の1級および準2級で過去に出題された文章問題に[[ウィキペディア]]について紹介する文章があった。
*[[2010年]]5月現在、在京主要[[テレビジョン放送局|テレビ放送局]]に籍を置く[[アナウンサー]]の[[プロフィール]]では、50名以上が特技・取得資格として英検の取得級を特技・資格欄に記載している場合がある。以下の48名は各局[[ウェブサイト]]による。なお、1級取得者6名の内、5名は[[帰国子女]]、他の1名は[[留学]]経験者である。
**[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]:準1級7名、2級6名
**[[TBSテレビ|TBS]]:1級2名([[竹内香苗]]、[[出水麻衣]])、準1級7名、2級7名