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古代においては、参拝・参詣といえば近所の神仏に参り詣でるものであったが、[[平安時代]]ごろから遠方の寺社にも詣でるようになった。平安時代末期ごろから貴族を中心として[[熊野三山]]・[[高野山]]・[[伊勢神宮]]への参詣[[巡礼]]が盛んに行われるようになった。特に[[熊野詣]]は人気となって多くの人が参詣し、狭い山道を人々が列をなして行く様は「蟻の熊野詣」と呼ばれた。
 
近世になると、交通網の整備にともなり伴い庶民の遠出が盛んになり、伊勢神宮・[[金刀比羅宮]]・[[善光寺]]などへ全国から参詣者が訪れるようになった。遠隔地への参詣には費用がかかることから、人々は[[講]]を組織し、お金を出しあって代表者が代参を行うという習慣も生まれた。また、伊勢神宮への参詣では、道中で無一文になっても沿道の人々の援助によって旅が続けられるという「抜け参り」という風習もあった。これは、援助をした人も参詣した人と同じ御利益が得られると考えられたためである。
 
 
== 関連項目 ==