「日曜劇場」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
5行目:
 
== 基幹時間 ==
*毎週[[日曜日]]21:00 - 21:54(時54分([[日本標準時|JST]]、[[改編|改編期]]や[[年末年始]]<!-- 、スポーツ中継が21時を超えたとき -->を除く。)
:作品により初回や最終回には時間拡大の場合がある。また、ごく稀ではあるが、それ以外の回で時間拡大をおこなった番組もある(「GOOD LUCK」、「砂の器」など)。
:放送開始以来、基幹時間は幾度となく変更されている(いずれも21時台スタートの1時間枠)。1973年10月7日以降、現在の時間で定着している。
 
== 概要 ==
* 民放ドラマ番組枠としては毎回1話完結の単発ドラマ時代を含めて半世紀(2010年現在、52年)以上の長い歴史を誇る。自局の[[金曜ドラマ|金10]]、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]の[[フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ|月9]]・[[木曜劇場|木10]]、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の[[土曜ドラマ (日本テレビ)|土9]]、[[日本放送協会|NHK]]の[[連続テレビ小説|朝ドラ]]・[[大河ドラマ]]と共に日本を代表するドラマ枠である。
* 2000年代に入ってからは作品によっての視聴率の差が激しく、近年は一桁を記録する作品も増えてきている(特に2006年以降、毎年1作品以上が平均で一桁台と苦戦している)。
* 最近では昭和30年代を舞台にした『[[華麗なる一族 (テレビドラマ 2007年)|華麗なる一族]]』や『[[官僚たちの夏]]』、江戸末期が舞台の『[[JIN-仁-]]』といった現代劇ではない作品を稀に放送する事もある。
16 ⟶ 17行目:
* [[1956年]][[12月2日]]、[[東芝]]の[[一社提供]]による[[#東芝日曜劇場|「'''東芝日曜劇場'''」(後述)]]の名称で放映開始。第1回は『舞踊劇 戻橋』([[市村羽左衛門 (17代目)|十七代目市村羽左衛門]]主演)であった。
* 開始からしばらくは毎回1話完結(作品によっては、前後編など複数話完結)のドラマを、[[TBSテレビ|ラジオ東京(KRT)→TBS]]と、TBSを含む[[JNN基幹局]]である[[北海道放送|北海道放送(HBC)]]・[[中部日本放送|中部日本放送(CBC)]]・[[毎日放送テレビ|毎日放送(MBS)]][[[1975年]][[3月31日]]の[[腸捻転]]ネット解消以前は、[[大阪テレビ放送|大阪テレビ放送(OTV)]]→[[ABCテレビ|朝日放送(ABC)]]]・[[RKB毎日放送|RKB毎日放送(RKB)]]<!--「+rkb」という表記はデジタル放送化後につき、持ち回り当時のことを記載しているこの番組の記事で用いるのは間違い。デジタル放送開始前の各番組の記事についても同様。-->の計5局が持ち回りで競作していた。また、次回予告の時もタイトルの後に制作局が表示されていた。
* 放送初期には、ドラマ以外に例外として、海外からのアーティスト([[アレクサンドラ・ダニロワ]]バレエ団、イヴェット・ジロー、インド政府派遣文化使節など)を迎えて、舞踊やバレエ、コンサート等を放送したこともあった。
* 日本で初めて[[サスペンスドラマ]]を放送した枠であったが、放送頻度は極めて低く、[[2時間ドラマ]]が普及した後期には全く放送されなくなった。
* 同枠の作品で、TBSに現存する最古の映像は、[[1958年]][[11月16日]]放送の『[[マンモスタワー]]』([[森雅之 (俳優)|森雅之]]主演)<ref name="a">2010年現在も[[神奈川県]][[横浜市]]の[[放送ライブラリー]]で<!-- 再 -->視聴が可能。 [http://www.bpcj.or.jp/search/ 番組検索(放送ライブラリー)]</ref>。
* [[1960年]]には、番組枠そのものが第8回[[菊池寛賞]]を受賞した。
* [[1962年]]11月25日に[[芸術祭 (文化庁)|芸術祭]]参加作品として、『ひとりっ子』(RKB制作、[[久野浩平]]演出)が放送される予定であった。しかし、内容に対してスポンサーが不適当だと判断したという理由により、放送中止となった。しかしながら、テレビ記者会賞の特別賞を受賞した(未放送の作品が受賞するのは、初めてであった<ref>[[花伝社]]「放送中止事件50年」より</ref>)。この作品は、日本民間放送労働組合連合会によって全国各地でスライド上映が行われたほか、舞台化・映画化もされるなど、話題となった。
* [[1963年]]に出版された書籍『[[愛と死をみつめて]]』を、翌年に初めて映像化したのがこの番組である。なお、これらの時期に制作されたVTR収録のドラマ(他局含む)は当時のVTRの事情などで、大半が消去されて現存せず(テープが非常に貴重で使い回されていた)、TBSが[[1960年代]]に制作したドラマでは希少な現存作品となっている<ref name="a"/>。
170 ⟶ 173行目:
* [[官僚たちの夏#テレビドラマ(2009年・TBS版)|官僚たちの夏]](7月5日 - 9月20日、主演:[[佐藤浩市]])
* [[JIN-仁-#テレビドラマ|JIN-仁-]](10月11日 - 12月20日、主演:[[大沢たかお]])
 
=====2010年=====
* [[カバチタレ!#テレビドラマ『特上カバチ!!』|特上カバチ!!]](1月17日 - 3月21日、主演:[[櫻井翔]]、[[堀北真希]])
227 ⟶ 231行目:
|}
 
なお、単発ドラマ時代の最高視聴率作品は『[[女たちの忠臣蔵]]』(1979年12月9日)の42.6%6%である。
 
== 東芝日曜劇場 ==
279 ⟶ 283行目:
2010年3月現在、全国31局ネット(TBS系列28局+他系列3局。他系列3局は1週遅れ、放送時間が異なる)で放映中。
* [[TBSテレビ|TBS]][[Japan News Network|系列]]全国ネット:『新作』及び『再放送』
* [[秋田放送]](日曜日16:30 - 17:24)時24分)、[[福井放送]]・[[四国放送]](日曜日16:00 - 16:55):時55分):『新作』
** 日曜週遅れで放送しているABS・FBC・JRTの3局は、すべて[[日本テレビ放送網|日本テレビ]][[日本テレビネットワーク協議会|系列]](FBCは[[テレビ朝日]][[All-nippon News Network|系列]]とのクロスネット)であるため、「[[24時間テレビ 「愛は地球を救う」|24時間テレビ]]」放送日に当たる場合、放送時間の変更などが行われる(ともに2004年までは「24時間テレビ」内のローカル枠等を使用して放送していた。ABSでは2006年は2週分を翌週に放送した)。またその他に週にも、特番などの編成の都合で別の時間に放送されることがある。
** FBCは、一時期ABS・JRTと同じく日曜昼頃に放送した後、後に水曜16:00 - 16:54に時間変更して放送していたが、2007年3月頃から2009年3月まで一時中断していた。『JIN-仁-』から5年半ぶりに日曜16:00でのネットが復活した。
* [[TBSチャンネル|CS TBSチャンネル]]:『再放送』(ただし、当時の東芝日曜劇場の名称は映像処理で伏せている)。
* また、[[ハワイ州|ハワイ]]の地上波放送局KIKU-TVが、日曜劇場の全ドラマではないが、年1-3作程度の頻度で(2003年のみ4作全て)英語字幕付放送している。放送されるのは早くとも半年以上後で、最近では2008年5月4日から『冗談じゃない!』(英題:Give me a break!)が放送された。