「情報セキュリティスペシャリスト試験」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m →‎概要: スキルレベルの対応を脚注へ
26行目:
 
[[マークシート]]による多肢選択式の午前I及び午前II・記述式の午後I・午後IIに分けて行われる。
 
;午前I
:マークシート式の四肢択一で'''30問'''出題され、50分で全問解答する。他の[[高度情報処理技術者試験]]と共通問題で、ここではセキュリティとは関連が薄い、「情報化と経営」「アルゴリズムとプログラミング」等も含めた全分野のレベル3相当の問題が出題される。満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前I試験通過となる。基準点に達しなかった場合は不合格で、午前II・午後I・午後IIは採点されない。
;午前II
:マークシート式の四肢択一で'''25問'''出題され、40分で全問解答する。ここではセキュリティやネットワーク関連問題(レベル4)が中心であるが、「開発技術」「サービスマネジメント」のレベル3も試験対象である。満点の60%を基準点とし、基準点以上で午前II試験通過となる。基準点に達しなかった場合は不合格で、午後I・午後IIは採点されない。
;午後I
:中規模の問題が'''4題出題され、そこから2題を選択して解答する'''。満点の60%を基準点とし、基準点以上で午後I試験通過となる。基準点に達しなかった場合は不合格で、午後IIは採点されない。
;午後II
:情報漏洩対策、[[公開鍵基盤]]、[[アクセス制御]]などを扱う事例解析問題が'''2題出題され、そこから1題を選択して解答する'''。満点の60%を基準点とし、基準点以上で最終的に合格となる。基準点に達しなかった場合は不合格。
 
 
新試験制度後における初の試験となった2009年春期試験の合格率は16.0%、同秋期は18.5%であった。なお2期連続で高度情報処理試験の受験者数が1位となり、この資格に対する関心の高さをうかがわせた。<ref>[http://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/toukei.pdf 情報処理技術者試験・統計資料]([[PDF]])</ref>