「ホモ・ハイデルベルゲンシス」の版間の差分

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=== 特徴 ===
ハイデルベルク人の下顎骨は非常に大きく頑丈であるが、歯は小型で現生人類よりやや大きい程度で、同時代と思われる[[北京原人]]より小さい。そのためこの人類は、[[原人]]であるのか、原初的な[[旧人]]であるのかが議論されたが、巨大な下顎骨の形質や伴出した動物化石との比較などから、時代的に見て原人であろうと考えられる。ただし現生人類へと繋がる系統とネアンデルタール人との分岐直前(47万~66万年前)の時期には旧人段階の「ホモ・ヘルメイ」にまで進化していたことも考えられる。