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*アビガイッレ([[ソプラノ]]):恐らくナブッコと女奴隷の間に生まれた子。ナブッコは王女中の長女として育てている。
*フェネーナ(ソプラノ、但し声域的には[[メゾソプラノ]]も可):ナブッコとその正妻(の一人)との間に生まれた子。アビガイッレからみると妹分とされている。イズマエーレとは恋仲。
 
*合唱
 
== 舞台構成 ==
全4幕
 
:<small>原台本では「幕」(atto)でなく「部」(parte)で区切られているため、厳密には「全4部構成」のオペラと称するべきだが、ここではより一般的な「幕」表記を用いる。</small>
*序曲
*第1幕「エルサレム」(''Gerusalemme''):ソロモン神殿の内部
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== 上演小史 ==
;===イタリア各地での再演===
:初演の行われた[[1842年]]3月9日はスカラ座同年のシーズン終了直前であったが、同オペラはそこからシーズン終了までに7回の再演がなされた。また1842年夏-冬には臨時のシーズンがもたれ、『ナブコドノゾール』はそこで記録破りの57回の再演がなされている。ミラノ外では[[1843年]]春の[[ヴェネツィア]]・[[フェニーチェ劇場]]を皮切に各地での上演がもたれている。
 
;===イタリア半島外===
:『ナブコドノゾール』はイタリア半島外でも早くから上演がなされたオペラのひとつである(もっとも第5作『[[エルナーニ]]』の方が初演後の流布は急速だった)。[[1843年]]4月、[[ウィーン]]での上演がイタリア半島外での初演であり、同年秋には[[リスボン]]、[[1844年]]には[[バルセロナ]]、[[ベルリン]]、[[シュトゥットガルト]]、[[コルフ]](今日[[ギリシャ]]領)、[[1845年]]には[[パリ]]、[[ハンブルク]]、[[1846年]]には[[コペンハーゲン]]、[[ロンドン]]、[[1848年]]には[[ニューヨーク]]での上演がなされた。
 
:なおこのうち'''1844年、コルフでの上演が題名を『ナブッコ』に短縮して行われた最初のものであり、以後イタリア半島の内外でこの短縮題名が慣例化して今日に至っている。'''
 
:1846年3月3日、ロンドン、ハー・マジェスティーズ劇場での英国初演では、[[旧約聖書]]の内容を舞台化することへの反対論に配慮して、題名を『ニーノ』''Nino''とするなどの変更が加えられている。
;イタリア半島外
:『ナブコドノゾール』はイタリア半島外でも早くから上演がなされたオペラのひとつである(もっとも第5作『[[エルナーニ]]』の方が初演後の流布は急速だった)。[[1843年]]4月、[[ウィーン]]での上演がイタリア半島外での初演であり、同年秋には[[リスボン]]、[[1844年]]には[[バルセロナ]]、[[ベルリン]]、[[シュトゥットガルト]]、[[コルフ]](今日[[ギリシャ]]領)、[[1845年]]には[[パリ]]、[[ハンブルク]]、[[1846年]]には[[コペンハーゲン]]、[[ロンドン]]、[[1848年]]には[[ニューヨーク]]での上演がなされた。
:なおこのうち'''1844年、コルフでの上演が題名を『ナブッコ』に短縮して行われた最初のものであり、以後イタリア半島の内外でこの短縮題名が慣例化して今日に至っている。'''
:1846年3月3日、ロンドン、ハー・マジェスティーズ劇場での英国初演では、[[旧約聖書]]の内容を舞台化することへの反対論に配慮して、題名を『ニーノ』''Nino''とするなどの変更が加えられている。
 
;===日本===
:日本での初演は「声専オペラ研究会」による[[1971年]]6月25日の公演(演奏会形式?  訳詞上演?)と考えられる。指揮は星出豊、管弦楽は[[新星日本交響楽団]]。
 
== 「行け、我が想いよ」 ==
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[[Category:旧約聖書]]
[[Category:宗教・聖典を題材とした作品]]
[[Category:文学を原作とする作品]]
[[Category:歴史を題材とした作品]]
[[Category:1842年]]