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{{Infobox 山
{{Infobox 山|名称=武甲山|画像=[[画像:Bukosan01.JPG|300px]]<br/><small>秩父市街と武甲山 (2009年5月撮影)</small>|標高=1,304|座標={{ウィキ座標2段度分秒|35|57|06|N|139|05|52|E|}}|所在地=[[埼玉県]][[秩父市]]、[[横瀬町]]|山系=[[奥武蔵]]|地図={{Embedmap|139.0978|35.9517|300}}{{日本の位置情報|35|57|06|139|05|52|武甲山}}}}
|名称=武甲山
{{右|
|画像=[[File:Bukosan01.JPG|300px]]<br/><small>秩父市街と武甲山 (2009年5月撮影)</small>
[[画像:Bukosan06.JPG|thumb|250px|right|武甲山 頂上より]]
|標高=1,304|座標={{ウィキ座標2段度分秒|35|57|06|N|139|05|52|E|}}
[[画像:Mt_Bukoh_from_Ikebukuro_2006_winter.JPG|thumb|250px|right|[[池袋]][[サンシャインシティ|サンシャイン60]]より([[:画像:Mt_Bukoh_from_Ikebukuro_2006_winter_setsumei.JPG|説明画像]])]]
|所在地=[[埼玉県]][[秩父市]]、[[横瀬町]]
[[画像:Mount bukoh from chichibu muse park 20020427.jpg|thumb|250px|right|[[秩父ミューズパーク]]より]]
|山系=[[奥武蔵]]
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|地図={{Embedmap|139.0978|35.9517|300}}{{日本の位置情報|35|57|06|139|05|52|武甲山}}}}
 
'''武甲山''' ('''ぶこうさん''') は、[[埼玉県]]の西部、[[秩父盆地]]の南端にある[[山]]で、[[2002年]]現在の[[標高]]は1,304[[メートル]]。[[秩父市]]と[[横瀬町]]にまたがって位置する。別名[[秩父嶽]]、[[妙見山]]、武光山。奥武蔵・秩父の山の盟主とされる。秩父地方の総社である[[秩父神社]]の[[神奈備|神奈備山]]とされる。[[日本二百名山]]の一つに数えられる。
 
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また伏流水は[[平成の名水百選]]に選定された。
 
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File:Chichibu_city.JPG
File:Bukosan02.JPG
File:Bukosan04.JPG
File:Bukosan07.JPG
File:Bukosan08.JPG
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==石灰岩採掘==
武甲山の[[石灰岩]]は日本屈指の良質な大鉱床であり、可採鉱量は約4億トンと推定されている。山の北側斜面が石灰岩質であるために古くから[[漆喰]]などの原料として採掘されていた。[[明治時代|明治期]]より[[セメント]]の原料として採掘が進められ。[[1940年]](昭和15年)に秩父石灰工業が操業を開始して以降、山姿が変貌するほど大規模な採掘が進められ、とくに北斜面で山体の崩壊が著しい
山の北側斜面が[[石灰岩|石灰岩質]]であるために古くから[[漆喰]]などの原料として採掘されていた。
[[明治時代|明治期]]より[[セメント]]の原料として採掘が進められ。[[1940年]](昭和15年)に秩父石灰工業が操業を開始して以降、山姿が変貌するほど大規模な採掘が進められ、とくに北斜面で山体の崩壊が著しい。
 
[[1900年]](明治33年)の[[測量]]では標高は1,336メートルを記録したが、山頂付近も採掘が進められたために[[三角点]]が移転させられ、[[1977年]](昭和52年)には標高1,295メートルとされた。[[2002年]]に改めて三角点周辺を調査したところ、三角点より西へ約25m離れた地点で標高1,304mが得られ、[[国土地理院]]はこれを武甲山の最高地点と改めた(国土地理院の発表日時:2002年11月8日(金)14時00分)。そして、地図上では1,295mの三角点と最高地点1,304mの両方を表示することとした。
 
頂上付近に武甲山御嶽神社があったが採掘により移動させられた。
2002年に改めて三角点周辺を調査したところ、三角点より西へ約25m離れた地点で標高1,304mが得られ、[[国土地理院]]はこれを武甲山の最高地点と改めた(国土地理院の発表日時:2002年11月8日(金)14時00分)。そして、地図上では1,295mの三角点と最高地点1,304mの両方を表示することとした。
 
==登山==
なお、頂上付近武甲山御嶽神社(これも採掘により移動させられた)があり、水洗トイレも新設されたがあるが、雨水をためてそれを利用するタイプあるため水洗できないこともある。
 
==主な登山ルート==
*[[横瀬駅]]~生川~武甲山
:表参道と呼ばれるルートである。横瀬駅から登山口の生川(うぶがわ)までの道はバス便はなく、徒歩か自動車に限られる。鉱石運搬のダンプカーが頻繁に通行しているので、歩行する場合は十分注意が必要である。[[西武秩父駅]]または横瀬駅からタクシーを利用する方法もある。
*[[浦山口駅]]~武甲山
*その他、[[大持山]]や[[武川岳]]などの[[奥武蔵]]の山々とつないで縦走することもできる。
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==ギャラリー==
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File:Chichibu_city.JPG|<small>秩父市の市街地と武甲山
[[画像File:Mount bukoh from chichibu muse park 20020427.jpg|thumb|250px|right|<small>[[秩父ミューズパーク]]より]]
File:Bukosan06.JPG|<small>頂上より秩父盆地を望む
[[画像File:Mt_Bukoh_from_Ikebukuro_2006_winter.JPG|thumb|250px|right|<small>[[池袋]][[サンシャインシティ|サンシャイン60]]より([<br />[http:画像//ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Mt_Bukoh_from_Ikebukuro_2006_winter_setsumei.JPG| →解画像]])]]
File:Bukosan02.JPG|<small>山頂
File:Bukosan04.JPG|<small>登山口
File:Bukosan07.JPG|<small>不動滝
File:Bukosan08.JPG|
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==付近の公園==
*[[羊山公園]]
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==外部リンク==
*[http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspxhtml?b=355706&l=1390553 国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:秩父]
*[http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2002/1108.htm 武甲山の最高標高値が変わります] (国土地理院 測図部)
*[http://www.titi-lime.co.jp/Factory/Bukou.html 武甲山の石灰岩] (秩父石灰工業) - 山の断面図あり
*[http://www.kumagayanias.oraffrc.go.jp/~sizensisilkwave/silkmuseum/chichibuSYRekisi/yokozerekisiminzoku.htmlhtm 横瀬町歴史民族資料館] - 横瀬町側の武甲山を中心とした歴史民族資料
*[http://www.chichibu.ne.jp/~jibasan/bunka-s/bukouzan/bukouzan.htm 武甲山資料館] - 秩父市側の武甲山の資料
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