「伊豆大島近海の地震」の版間の差分

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さらに、[[前震]]も活発で、9時45分と47分には、M5.2(最大震度4)を記録した。[[余震]]も多く、[[本震]]の直後には、100回を超える余震があった。翌日の最大余震(M5.8)では、伊豆半島に被害を生じた。
 
この地震から4日後、静岡県知事が地震予知連絡会が示した見解を元に、静岡県知事名で「今後マグニチュード6クラスの余震が起こりうる」と静岡県災害対策本部から各市町村の消防本部に余震情報が伝えられた。その際、「今後数日以内に」という文言「(予測が)外れたら困る」との理由で削除された<ref>2010年6月8日付読売新聞より</ref>。そして、その情報を聞いた人々の口から口へ伝わるうちに「マグニチュード6」が「震度6」となり、いつしか「午後6時に大きな地震が来る」と[[噂|間違った情報]]が流れてしまったことにより静岡県下で一時パニックになった。
 
「伊豆の道路は路肩が弱い」というのは、ドライバーの間でよくいわれることであるが、伊豆半島は、地震に弱い特性を持つ第三紀層と[[火山岩]]で形成されており、地滑りなどを起こしやすい。それに加えて、陸地が海に向かって一気に落ち込む険しい地形など自然災害が起きる条件がそろっているといえる。これは、[[1974年]](昭和49年)に南伊豆を直撃した[[伊豆半島沖地震]]でも指摘されていたことであった。