「ペーパーバック」の版間の差分

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Dr jimmy (会話 | 投稿記録)
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1837年、クリスチャン・ベルンハルト・タウヒニッツ(男爵)が、ライプチヒで[[:en:Tauchnitz|タウヒニッツ版]]と呼ばれる英語ペーパーバックを発売した。以後100年間、タウヒニッツ社が市場を独占した。
 
1932年、ハンブルのアルバトロス社が英語ペーパーバックに参入した。18 x 11.1センチのポケットに入りやすいサイズで、ジャンル別にカバーを色分けするなど工夫を凝らした。タウヒニッツ社は経営状態が悪化し、アルバトロス社に吸収合併された。
 
1935年、イギリスのペンギン・ブックスが英語ペーパーバックに参入した。サイズや色分けなどは、アルバトロス社のアイデアを採用した。ヨーロッパでの販売権しかないアルバトロス社に対して、ペンギン・ブックスはイギリス連邦全体に販売することが出来た。6ペンスという薄利多売で、アルバトロス社との競争に勝利した。アルバトロス社は経営不振となり第二次大戦後、倒産した。