削除された内容 追加された内容
Zyugem (会話 | 投稿記録)
→‎杯事: 「北信流」のセクションを分け細部改稿。
Zyugem (会話 | 投稿記録)
17行目:
 
===北信流===
長野県の北信地方の一部には、「北信流」(真田十万石流ともいう)と呼ばれる宴席における盃事の風習がある。これは宴席において場が暖まった頃を見計らい、参加主宰の中の年長者や主賓により「盃を差し上げたい」旨の動議が出される。これは北信流を行おうという意味である。指名された人はその日の功労者(主に宴席の幹事)に盃持参しねぎらいお酌祝意する。お酌をする人、される人は一組とは限らず複数であることある。そして謡に心得る人が別に指名され、「お肴」として謡が披露される。「お肴」が終わった後に注がれた酒を飲み干し、そして今度は注いでもらった側が「盃返し」として、同様にお酌を受ける。
 
宴席で場が暖まりお開きが近い頃を見計らい、参会者の中の年長者や主賓から「盃を差し上げたい」などと北信流を行おうという旨の動議が出され、同時に指名を一任する事の同意が求められる。参会者の賛同を得られたら、盃を受ける人とお酌をする人が指名され、謡の心得のある人が一人「お肴役」に指名される。お酌をする人とされる人は一組とは限らず、同時に複数で行なわれることもある。お酌の指名を受けた人はその日の功労者や主宰者(主に宴席の幹事など)に盃を持参し、お酌をする。そして「お肴」として宴席にふさわしい謡が披露される。「お肴」が終わると注がれた酒を飲み干し、その盃にはもう一度お酌がされ、これも飲み干す。そして今度は注いでもらった側が「盃返し」として、同様にお酌を受ける。
 
== その他 ==