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'''ホルヘ・ウビコ・イ・カスタニェーダ'''(Jorge Ubico y Castañeda、[[1878年]][[11月10日]] - [[1946年]][[6月14日]])は、[[グアテマラ]]の政治家、軍人。グアテマラ[[大統領]](在職[[1931年]] - [[1944年]])として13年にわたる[[独裁政治]]をした。[[対外債務]]を大幅に減らすなど功績はあるが、頑迷な保守主義者で[[ベニート・ムッソリーニ]]を尊敬する[[ファシスト]]だった。
 
== 生涯 ==
自由党支持者の家系をもつ家庭に生まる。職業軍人となり[[1921年]]の[[ホセ・マリア・オレリャナ]]政権では警察庁長官、軍事相、その後進歩党を結成し党首となる。1931年の大統領選挙に出馬し唯一の候補だったため議会の承認を受け大統領に就任した。 
 
就任後、不況からの脱却を求め強権政治を展開。公務員の給料を4割カット、または大量解雇するなど、極端な経済引き締め策を採り、大恐慌からの経済再建に成功する。周囲の反発に対しては大統領直属部隊の「国家警察軍」を創設することで備え、純然たる暴力の政治が行われた。また[[ユナイテッド・フルーツ]]社に鉄道建設と引き換えに事実上の経済的支配権を許すなどの政策を推進した。1933年には、反対派100名を銃殺して共産党を壊滅させた。