「ジャンニ・スキッキ」の版間の差分

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時と場所: [[1299年]][[9月1日]]、[[フィレンツェ]]、大富豪ブオーソ・ドナーティの邸宅
 
陽気な前奏とともに幕が開くと大富豪ブォーソの寝室。カーテンの掛けられたベッドの中ではたった今、彼が息を引き取ったところ。親戚一同は大げさに悲しんでみせるが、皆の関心は[[遺言状]]の在りか。巷ではブォーソが親戚には一銭もやらず全財産を修道院に寄付すると噂されており、皆はそれを恐れている。
 
部屋中上を下への捜索の末、若いリヌッチョが首尾よく遺言状を発見する。彼はそれを親類代表に渡す前に「この内容が皆にとって満足なものだったら、ぼくがラウレッタと結婚するの認めてくれるね」と問いかけ、皆は了承する。リヌッチョは親戚の子供に、ラウレッタとその父親ジャンニ・スキッキを呼びにやらせる。
 
皆は恐る恐る遺言状を開封し読み始める。悲しいことに噂の通り、全遺産は修道院行き。「坊主が肥え太るなんて」と一同は落胆する。期待していた財産が無に帰したのでためリヌッチョが(持参金の見込みのないリヌッチョがラウレッタと結婚することも不可能になる。
 
そこへスキッキ登場。リヌッチョは「何か知恵を貸して欲しい」と頼む。他の親戚が貧しい田舎者のスキッキを馬鹿にするのでスキッキはへそを曲げて協力を断るが、娘のラウレッタが「お父さん、もしリヌッチョと結婚できないなら、私、[[ポンテ・ヴェッキオ]]から[[アルノ川]]に身投げしてしまうから」と脅すので、スキッキも仕方なく遺産を取り戻す算段を立てることにする。
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* 増井敬二(著)昭和音大オペラ研究所(編)「日本オペラ史〜1952」 水曜社(ISBN 4-88065-114-1)
 
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