「古体詩」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
 
編集の要約なし
1行目:
'''古体詩'''(こたいし)とは、[[漢詩]]の詩体の一つ。[[近体詩]]に対立する。'''古詩'''([[漢]][[魏 (三国)|魏]][[六朝]]の詩)の詩体の通称でもあり、唐以後、古詩漢魏六朝作り方詩体に準拠して作られた詩体のことでもある。近体詩に対して形式的にも自由であり、[[韻律]]の制約も少ない。
 
古体詩には文人が作った詩とともに『[[詩経]]』、[[楽府]]なども含まれる。'''古詩'''(こし)は広義では古体詩と同義であるが、狭義では漢魏六朝の文人たちが作った詩のみを指す。
 
1首の句数の形式は不定である。句の字数には四言、五言、六言、七言、雜言の諸形式があるが、唐代以降は五言、七言が多く、五言古詩、七言古詩と言われる。