「リブレット (パーソナルコンピュータ)」の版間の差分

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[[Image:Libretto FF1100 a.jpg|thumb|200px|東芝 Libretto ff1100]]
'''Libretto'''(リブレット、libretto)は[[東芝]]が開発・販売する小型[[ノートパソコン]]の製品シリーズ名である。[[1996年]]発売の初代モデルLibretto 20は当時世界最小・最軽量の[[Microsoft Windows 95|Windows 95]]搭載PCとして登場。[[携帯情報端末|携帯情報端末(PDA)]]や[[ハンドヘルドコンピュータ|ハンドヘルドPC]]、メール専用通信端末等が主流だった当時のモバイルコンピューティング界に大きな衝撃を与えた。以降、初代Librettoの難点を改良した後継機が続々と発表され、デスクトップPCと同じWindowsが動作する超小型ノートPCとして地位を確立する。近年はレギュラーラインナップとしての継続的な開発販売は行われていないが、省電力型プロセッサの登場など技術的な動向や東芝のノートパソコン事業の節目を祝う販売戦略などにより断続的に新製品が登場している。現在の最新モデルは[[2005年]]に発売されたlibretto U100。おり、これまで発売されたどのシリーズも今なお人気が高く、熱心なユーザーが多いのも特徴。
 
2010年6月に5年ぶりの新モデルである「libretto W100」を発表した。本機種は東芝ノートPC発売25周年記念モデルの1つとして用意される。
現在、東芝にはリブレットのブランドネームをもつ商品は存在しないが、2008年10月に発売された[[ネットブック]]「'''NB100'''(→dynabook UXシリーズ)」がLibrettoシリーズを引き継いでいると考えられる。
 
== 発売されたモデル ==
 
*Libretto 20
*:専用の[[チップセット]]や薄型HDDなどの自社開発パーツによりVHSビデオテープとほぼ同じサイズにまとめた。
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*:リブレット史上初めてドッキングステーション(DVDマルチドライブ内蔵)が用意された。
*:東芝の持てる小型化技術のショウルームとでも呼ぶべき、高密度に実装された製品である。
 
*libretto W100
*:[[2010年]][[8月]]発売予定。東芝ノートPC発売25周年記念モデルのひとつ。
*:Windows OS搭載PCでは世界初の2画面タッチパネルを採用。ディスプレイは横1,024×縦600ドットの7.0インチLEDバックライト搭載「Clear SuperView LED液晶」を搭載するが、これを2つ装備したことで10型ワイド相当の情報の閲覧を可能にした。縦に向ければ本を読む感覚で[[電子書籍]]を読んだり、横に向ければあらかじめプリインストールされているソフトウェアキーボードを使って小型モバイルノートとして使えたりとさまざまな操作を可能にした。
*:インテル製の超低電圧版Pentium U5400/1.20GHzにmobile intel QS57 Expressチップセットの組み合わせ。
*:前機種のU100同様に独自の高密度実装技術を行うことで約699g(標準バッテリーパック装着時)の小型軽量化を実現。
*:約4時間の長時間稼動を可能にする大容量バッテリーパックを付属。
*:ワイヤレスLANはIEEE802.11a/b/g/nを搭載し、新たに[[モバイルWiMAX]]も搭載された。