「ピアノ・ロック」の版間の差分

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'''ピアノ・ロック'''(Piano rock)とは、その名の通り[[ピアノ]]やそれに関連する楽器(例えば[[シンセサイザー]]や[[電子ピアノ]])に重点を置いた[[音楽ジャンル]]呼称の一つ。典型的な[[ロック (音楽)|ロック]]、バンドとは違い、バガーソングライター中に最低1人はピアノをソロで弾く担当がいるこ。ジャンルいうよりは誇張した呼び名の場合が多い。
 
古典的なロックほど定着しているわけではないものの、例えば[[ベン・フォールズ・ファイヴ]]や[[コールドプレイ]]、[[ドレスデン・ドールズ]]、[[エヴァネッセンス]]、[[キーン (バンド)|キーン]]のような現代のロックバンドと、[[エルトン・ジョン]]や[[ビリー・ジョエル]]、[[トーリ・エイモス]]、[[ヴァネッサ・カールトン]]、[[ダニエル・パウター]]のようなソロ・アーティストなどは、それぞれの歌や曲の中で大きくピアノをフィーチャーしている。
 
ピアノ・ロックの起源は、1950年代[[ロックンロール]]の先駆者[[リトル・リチャード]]と[[ジェリー・リー・ルイス]]の時代まで遡るが、特に1970年代に頭角を現したエルトン・ジョンやビリー・ジョエルはこのジャンルの開拓者と考えることができる。だが本人達はピアノロックという呼称は要いていない
 
イギリス出身のキーンは、ギタリストを持たないバンドという特異な編成で知られており、ピアノを主体にした楽曲を多く手掛けている。2003年にシングル・カットされたピアノ・ロック・ナンバー「Everybody's Changing」「Somewhere Only We Know」のヒットで、国際的にも認められたバンドとなった。
コールドプレイはもう一つの成功例で、シングル「Trouble」「Speed of Sound」などの大ヒット曲を生んでいる。
 
アメリカ出身のエヴァネッセンスは、シングル「Bring Me to Life」「My Immortal」などが世界的な大ヒットを記録し、ピアノ・ロックの成功例と言える。また、ヴァネッサ・カールトンは彼女のヒット・シングル「A Thousand Miles」で有名である。ピアノを特徴としながらも現代アメリカのポップスを反映した曲で、ピアノ・ロックよりもしばしばピアノ・ポップという名で呼ばれることがある。
 
しかし初期のロックンロールからハードロック、プログレッシブロックまで多彩な楽器を使用するロックにおいては基本的にピアノは演出の一つとして取り入れられており、ジャンルとして限定するには非常に不明瞭である。
 
アメリカ出身のエヴァネッセンスは、シングル「Bring Me to Life」「My Immortal」などが世界的な大ヒットを記録し、ピアノ・ロックの成功例と言える。また、ヴァネッサ・カールトンは彼女のヒット・シングル「A Thousand Miles」で有名である。ピアノを特徴としながらも現代アメリカのポップスを反映した曲で、ピアノ・ロックよりもしばしばピアノ・ポップという名で呼ばれることがある。
 
 
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* [[ベン・フォールズ・ファイヴ]] - ''(Ben Folds Five)''
* [[ヴァネッサ・カールトン]] - ''(Carlton, Vanessa)''
* [[コールドプレイ]] - ''(Coldplay)''
* [[エルトン・ジョン]] - ''(Elton John)''
* [[ビリー・ジョエル]] - ''(Joel, Billy)''
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* [[シア]] - ''(Sia)''
* [[エドリポート]] - ''(EDo-REPORT)''
* [[クイーン]] - ''(Queen)''
 
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