「ベネシュ布告」の版間の差分

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→‎現在の政治関係における影響: Liechtenstein and the Slovak Republic establish diplomatic relations.
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チェコの元首相[[ミロシュ・ゼーマン]]は、賠償を求めるドアを開ける潜在的可能性があるため、チェコは布告の廃止を検討するべきではないと主張している。チェコの元外相[[ヤン・カヴァン]]は[[タイム (雑誌)|タイム誌]]に対して「なぜベネシュ布告を取り上げなければならないのか。ベネシュ布告は過去のものであり、過去のもののままにしておけばよいのだ。いまの[[欧州連合加盟国]]にも似たような法令はあったのだ」と語っている<ref>{{Cite web|last=Wallace|first=P.|date=2002-05-11|url=http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,901020318-216394,00.html|title=Putting The Past To Rest|publisher=Time.com|language=英語|accessdate=2009-10-17}}</ref>。
 
2007年9月20日、[[スロヴァキア共和国国民議会|スロバキア議会]]はベネシュ布告の効力を確認した。スロバキア系の議員は全員がこの決定に賛成したが、ハンガリー系マイノリティの指導者は反対に票を投じた<ref>{{Cite web|date=2007-09-20|url=http://index.hu/kulfold/benes5528|title=Nem nyúlhatnak a Benes-dekrétumokhoz Szlovákiában|publisher=index.hu|language=ハンガリー語|accessdate=2009-10-17}}</ref>。ハンガリー大統領[[ショーヨム・ラースロー]]はスロバキア議会のこの決定について、ハンガリーとスロバキアの関係を緊張状態にするものだとしている<ref>{{Cite web|date=2007-09-21|url=http://index.hu/kulfold/benes0921|title=Sólyom: Elfogadhatatlan a szlovákok döntése|publisher=index.hu|language=ハンガリー語|accessdate=2009-10-17}}</ref>。
 
またベネシュ布告と、戦後に[[リヒテンシュタイン家|リヒテンシュタイン公]]から財産を没収したこともあって、[[リヒテンシュタイン]]はスロバキアを国家承認していない。
 
== 脚注 ==