「カッコウ目」の版間の差分
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|省略 = 鳥綱
|上目=[[新顎上目]] {{sname||Neognathae}}
|上目階級なし=[[ネオアヴェス]] {{sname||Neoaves}}
|目 = '''カッコウ目''' {{sname||Cuculiformes}}
|学名 = {{sname|Cuculiformes}} {{AUY|Wagler|1830}}
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*<s>[[ツメバケイ科]] {{sname||Opisthocomidae}}</s>
}}
'''カッコウ目'''(かっこうもく、学名
歴史的には[[エボシドリ科]]や[[ツメバケイ科]]を含むこともあったが、現在それらは[[単型 (分類学)|単独で1目]]を形成している。
==分類史==
===ツメバケイ科===▼
[[ツメバケイ科]]は[[南米]]産の1科1種である。雛が[[鉤爪]]を持つなどの顕著な特徴があり、また、カッコウ科やエボシドリ科が対趾足(足指が前後に2本ずつ)なのに対し3前趾足(前3本・後ろ1本)である。かつてはカッコウ目や[[キジ目]]に分類されることがあり、現在もその正確な系統的位置は不確実だが、いずれにも近縁でないことは確かであり、単独でツメバケイ目を形成する。▼
===エボシドリ科===
[[エボシドリ科]]は、カッコウ科に外見は似た[[アフリカ]]の[[固有種|固有]]科であるが、カッコウ科と違い、[[托卵]]をせず、[[果実食]]で、雛は[[早生性]]である。カッコウ目にとどめつつも、亜目レベルでカッコウ亜目 {{sname|Cuculi}} とエボシドリ亜目 {{sname|Musophagi}} に分けることもあった。
[[Sibley-Ahlquist鳥類分類|Sibley & Ahlquist]] は[[DNA
カッコウ目とエボシドリ目は姉妹群ではないもののそれほど遠くもなく、[[ノガン目]]・[[ツル目]]・warter birds とともに単系統 quastic and semi‐aquatic group をなす可能性が高い<ref>{{cite | journal=[[:en:Biology Letters|Biol. Lett.]] | doi=10.1098/rsbl.2006.0523 | title=Diversification of Neoaves: integration of molecular sequence data and fossils | first=Per G. P. | last=Ericson | first2=Cajsa L. | last2=Anderson | last3=''et al.'' | url=http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1834003/ | year=2006 | volume=2 | issue=4 | page=543–547 }}</ref><ref>{{cite | last=Hackett | first=S. J. | first2=Rebecca | last2=T. Kimball | last3=''et al.'' | title=A Phylogenomic Study of Birds Reveals Their Evolutionary History | journal=[[Science]] | volume=320 | no=5884 | pages=1763–1768 | year=2008 }}</ref>。
▲===ツメバケイ科===
▲[[ツメバケイ科]]は[[南米]]産の1科1種である。雛が[[鉤爪]]を持つなどの顕著な特徴があり、また、カッコウ科やエボシドリ科が対趾足(足指が前後に2本ずつ)なのに対し3前趾足(前3本・後ろ1本)である。かつてはカッコウ目や[[キジ目]]に分類されること
現在もその正確な系統的位置は不確実だが、主要な大系統のいずれとも類縁性が確認されず、単独でツメバケイ目を形成する。
==出典==
{{reflist}}
{{現生鳥類}}
[[Category:カッコウ目|*]]
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