「フジロックフェスティバル」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
F5EP33 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
編集の要約なし
940行目:
寒雨対策へ十分な装備と高い意識で臨むことの重要さを再認識させるように、好天続きであった近年から一転して、開催期間の苗場は常に雨雲が停滞する不安定な空模様に翻弄された。前夜祭からの豪雨に終日見舞われた初日は特に過酷で、会場を流れる河川の増水と足場のぬかるみ拡大等によりオールナイト・フジが中止に追い込まれ、同様に映画上映や岩盤スクエアも含めて多くの屋外深夜イベントが取り止めという初めての事態となった。
<br>
豪雨の中にあって初日ホワイトのトリを貫録のステージングで魅了した巨匠[[ネヴィル・ブラザーズ]]、入国審査によりフレイヴァー・フレイヴを欠いたものの[[パブリック・エナミー]]はクラシックとして名高い[[1988年|88年]]作の2ndアルバムを完全再現するビート・ショウを披露し、[[バッド・ブレインズ]]らが登壇したハードコアな流れの2日目ホワイトを大いに飾った。加えて、それぞれヘブンでトリを務めた[[ミーターズ|ファンキー・ミーターズ]]、[[ディスコ・ビスケッツ]]、オレンジでトリを務めた[[シェウン・クティ]]と[[ブッカー・T・ジョーンズ|ブッカー・T]]への多くの好評も含め、古今東西に広く[[ブラック・ミュージック]]勢の充実が特に目立つ年であった。
<br>他方では、降りしきる雨をものともしない[[ポール・ウェラー]]によるキャリア横断の大熱演、3日目正午の晴れ間に強烈な一撃を見舞った[[ストリート・スウィーパー・ソーシャル・クラブ]]、4日間で10回以上と会場中至る所を演奏して回った[[レーヴェン (バンド)|レーヴェン]]の楽隊行進は日々反響を増し、日本勢でも「アウェイ」を「ホーム」に変える盛り上がりに沸いた[[筋肉少女帯]]や雨が引いた黄昏時を幻想的に包み込んだ[[高橋幸宏]]などなど、初出演陣による抜群の好演が光った。最終日には中止を味わった97年第1回を経て以来の[[ウィーザー]]が登場したが、このヘッドライナーを凌駕する凄まじい盛り上がりを現出させた[[ベースメント・ジャックス]]の大団円の前にクロージング史上最高の評も尽きなかった。<br>
また2日目グリーンにおいて、同年5月に亡くなった[[忌野清志郎]]を追悼する呼びかけの下、1夜限りの「スペシャル・メッセージ・オーケストラ」が急遽結成され、[[仲井戸麗市]]、[[Char]]、[[泉谷しげる]]、[[CHARA]]、[[UA (シンガーソングライター)|UA]]、[[Leyona]]、[[トータス松本]]、[[甲本ヒロト]]&[[真島昌利]]、[[YO-KING]]、[[浜崎貴司]]などが顔をそろえた。ライブ終盤には、生前のライブ映像と当日の演奏をシンクロさせる演出が行われ、「キング・オブ・フジロック」こと忌野清志郎は“最後のフジロック出演”を果たした。
973行目:
* [[ケン・イシイ]]
* [[Superfly]]
* [[iLL (中村弘二)|iLL]]
* [[ヒカシュー]]
* [[Super Junky Monkey]]
986 ⟶ 987行目:
* [[ジェイミー・カラム]]
* [[クーラ・シェイカー]]
* [[フィッシュボーン]]
* [[22-20s]]
* [[ジョン・バトラー・トリオ]]
* [[22-20s]]
* [[サード・アイ・ブラインド]]
* [[マーズ・ヴォルタ#メンバー|ヴァットウ・ニグロ]]
1,024 ⟶ 1,026行目:
* [[菊地成孔|NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTET]]
* [[Buffalo Daughter]]
* [[riddim saunter]]
* [[難波章浩]]
* [[サンディー]]