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'''十訓抄'''(じっきんしょう、じっくんしょう)は[[鎌倉時代|鎌倉]]中期の[[説話集]]。編者は未詳、[[菅原為長]]、六波羅二臈左衛門入道([[湯浅宗業]])説がある。[[建長]]四年
[[平安時代|平安]]朝を中心に本朝・異邦の説話280余を収め、先行説話集に題材を求めたものが少なくない。仏典「十善業道経」に発想し、「十訓」こと十ヶ条の教誡を掲げ、古今和漢の教訓的な話を通俗に説く。[[儒教]]的な思想が根底を流れる。年少者の啓蒙を目的に編まれ、その後の教訓書の先駆となった。
「新訂増補国史大系」([[吉川弘文館]])、「新編日本古典文学全集」([[小学館]])、「岩波文庫」([[岩波書店]])所収。
==十訓の内容==
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