「ソリッドステートドライブ」の版間の差分

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少数例ながら、[[カーナビゲーション|カーナビ]]や[[ビデオカメラ]]、[[PND]]でもFlash SSDが使われ始めている<ref group="出典" name = "どう付き合うかSSD"/>。
 
2010年2月、[[Marvell]]よりS-ATA 3.0(6.0Gbps)接続に対応したSSDコントローラーチップが公開され、同年3月[[マイクロン・テクノロジ]]からCrucialブランド製品としてS-ATA 3.0(6.0Gbps)接続対応のRealSSD C300が発売された。シーケンシャルリード時に355MB/sec(公称値)を出し、S-ATA 2.0(3.0Gbps)接続時にボトルネックであるとされる最大300MB/secの壁を突破している。<ref group="出典">[http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hirasawa/20100312_353854.html Crucial「RealSSDC300」300MBsec超の速度を誇る超高速SSD] PC Watch</ref>
 
== 構成 ==
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原因は、ランダムライトの性能にあり、HD Tune Pro などのベンチマークソフトのランダム書き込みのIOPS(1秒あたりに処理できる命令数)を見ることでこの問題を抱えているかどうかがわかる。また、広く用いられている評価用の各種ベンチマークソフトでもこの問題が起こるかを把握することは難しい。これは純粋な性能評価を目的としているため、読み込みと書き込みを個別に測定するものが多いのが原因である。さらに、このような条件を測定できるベンチマークソフト自体の絶対数が少ないという実情がある。上記のような背景から、この問題が起こりうるかは十分把握されていないことが多い。
 
こうしたことから、SSD製造メーカーではプチフリーズが発生しないとされる [[サムスン電子|SAMSUNG]]、[[Marvell]]、[[:en:Indilinx|INDILINX]]、[[SandForce]]製SSDコントローラチップを採用して、この問題に対応している。また、JMicron製「JMF602」の後継製品である「JMF612」においては、プチフリーズ問題は改善されており発生しないとされる。
 
=== 長期使用に伴う性能低下の問題 ===